あらすじ「カリブの嵐」事件の武器密輸会社が、証拠隠滅にかかっていた。当然ながら、またしても飛浪にインドネシア行きの指令が下った。その密輸会社と関連のある海賊一味が密輸出した武器と交換条件に、日本人観光客10人を人質に取っていたのだ。しかし海賊島へと乗り込んだ飛浪たちが交渉を始めようとした矢先、インドネシア海軍の巡視艇が現われた!もし武器を所持していることが発覚すれば、その場で銃殺刑に処されてしまう!!
望月三起也先生と言えばワイルドに銃をぶっ放し悪党を爽快にブチのめす「ワイルド7」のイメージが強い。 こちらはワイルド7完結後の作品で、主人公含む主要キャラ達がもっと身近な存在。 (ワイルド7は極悪人が主役なので) 相変わらず銃器の描写も素晴らしいし、学生である主人公が織り成すストーリーはまさに活劇。ワイルド7でも外せなかった名脇役達(副主人公と言っていい)の存在感も変わらず素晴らしい。今作でもそれぞれいいキャラしてるし、もっと一人一人にフォーカスした、寄った話もある。良い。 設定も凝ってるので結構考察も捗るのではないかと思う。なんでスパイなのに鈴つけてんの?とかね