あらすじ銀座の店にやってきたプロ野球選手の西崎に心を奪われた京子は、体を許してしまう。それがきっかけで二人の仲が週刊誌にスクープされる。その事実を知ったパトロンの大越が怒り心頭で店に乗り込んできた。巧みなハッタリで一時はかわした京子だったが、ついに事実がばれてしまう。店を追われ途方に暮れる京子だったが、再び銀座で活路を見出し、ついに自分の店をオープンさせる。だがそれをきっかけに、西崎との一件を根に持つ大越が報復に出る。
年代的には「哀愁荒野」の方が古いのだが倉科遼の「女帝」を先に読んでしまったので見方がおかしくなっている可能性がある あらすじは、小料理屋を営む花輪京子のところに傷害事件を起こし刑務所に服役していた腹違いの兄・花輪竜之介が戻ってくるところからはじまる。 花輪京子と花輪竜之介は異母兄弟でお互い思いながら話が続くと思ったら、途中から花輪京子が夜の銀座でのし上がっていく話になっていく。 梶原一騎の独特の雰囲気を持つセリフ回しを楽しめるならおすすめ。 原作が梶原一騎なんだけどなぜか雁屋哲っぽさを感じた