あらすじテニス界の天才少女、槇さおりには幼い頃に生き別れたひとつ違いの妹がいた。数年ぶりの姉妹の対面は、皮肉にも試合の対戦相手としてであり、妹・真琴は姉に対する憎しみに燃えていた。試合に勝った真琴だが、自分のプレーが今は亡き父のテニスを消すためだけにやってきたことを知り、愕然とする。彼女はテニスを捨て、信州へと帰って行った。