あらすじ

エッジに課せられた新たな指令、それは標的の“暗殺”ではなく“拉致”。危険を冒してまでやる価値はあるのかと、冥を除くメンバーは不満を募らせる。朔也が問いただすも、団長は訳を話さず、沈黙を貫くのみ――。それには「首都圏再建計画」の成就のために奔走し、志半ばで斃れた女性と、団長の過去が関係していた――。大義か、それとも私怨か。因縁が交錯するミッションの行方は……!?
SEVEN EDGE(1)

未曽有の“大崩壊”から再建を始めた世界。未だ混沌とする首都で、無為な闘争に身を投じ、すべてを喪った青年・朔也。謎の少女・木蓮に窮地を救われ、自らの血塗られた異能を教えられた彼に差し伸べられた手。それは“大いなる計画”の妨害を阻止すべく暗躍する武装組織“エッジ”だった――。己の常人離れした戦闘技能を求める組織に、寄る辺となるものを持たない朔也は――!?

SEVEN EDGE 2巻

エッジに課せられた新たな指令、それは標的の“暗殺”ではなく“拉致”。危険を冒してまでやる価値はあるのかと、冥を除くメンバーは不満を募らせる。朔也が問いただすも、団長は訳を話さず、沈黙を貫くのみ――。それには「首都圏再建計画」の成就のために奔走し、志半ばで斃れた女性と、団長の過去が関係していた――。大義か、それとも私怨か。因縁が交錯するミッションの行方は……!?

SEVEN EDGE 3巻

逃走を図ったターゲットを追い詰める朔也。標的である政治家秘書は冤罪を主張するも、朔也は有無をも言わさず、トリガーに指をかける。そのとき、朔也を制止するように逃走を手助けしたジャーナリスト・榛柚香が告げる――。「あなたたちの標的はその人ではないわ」 その真意を確かめるべく、行動を共にするが……!? 自分たちの任務は本当に正しいのか、“エッジ”の根幹が揺らぎ始める――!!

SEVEN EDGE 4巻

協力者・オラクルへの深まる疑念を払拭すべく、エッジはオラクルの申し出に応じる。しかし、目の前でオラクルは殺害され、逃げ延びたアジトも襲撃を受ける! 混乱の中、奮闘するも追い詰められメンバーは散り散りになってしまう…。警察やマスコミすら操りエッジを完全に消そうとする強大な「敵」を前に、朔也たちは再び起つことができるのか――!?

SEVEN EDGE 5巻

“エッジ”を完全に消すため襲い来る猟犬の群れ!! 仲間たちが命を散らし、木蓮や団長にも死が迫る! 奮闘する朔也もまた死神と対峙する――。それはかつて親友と呼んだ男・征生。袂を分かった夜から始まった因縁を断ち、生をつかむため、朔也は征生と激突する――!! 闘争と混沌が支配する地で踏みにじられることを拒否し、闘い続けることを選んだ者たちの死闘の結末は――!?