あらすじ運命の人は絶対恋してはいけない男だった? 刑務所帰りのいまだ名も知らぬ男に恋してしまった娘・鈴。その男とは、鈴の実の父親だった…!? そのことを鈴は知らない。15年間育ててきた「父」上田敦は、鈴の恋の相手が誰か知らない。……これはヤバイ!! 「父と娘」の心ヒリヒリコメディ。とにかくヤバイ第6巻!ヤバイ!!
敦が鈴にいつカミングアウトするのか、このマンガの核はこの一点で、それがいつ訪れるのかを楽しみにしながら読んでいる。 当然、そう簡単にその時は訪れない。このカミングアウトに向けて物語を補完する作業が延々と行われている。 それはそれで構わない。登場人物たちの人間性が回を重ねていくごとに深みを増していくのは良いことだ。 だが、月イチ連載がゆえに進むペースが遅い。 もうそろそろ物語が急展開してもいい気がするが、なかなかそうはならないのだろう。 これは我慢比べのマンガだ。