あらすじ

セフレとして付き合っているはずの年下バーテンダー・結城(ゆうき)のことが好きだと気がつき、このままセフレ関係は続けられないと悩む絵梨(えり)。バーで隣に座った男に媚薬を盛られたところを助けてくれた結城に、「セフレをやめたい」と言おうとしたのに、結城に遮られてしまった!やっぱり私とはセフレとしてしか付き合いたくないの??ショックを受ける絵梨だが、やさしい結城を結局体で引き留めてしまい……!?
年下だけど、酔わされたい【第1話】

社内で人気のエリート・伊集院の彼女の座を勝ち取った絵梨。ところが、かっこよくて優しいカレにふさわしい恋人でいようと猫をかぶるあまり、ベッドの中でも演技をしてしまうほどに。この日もデート終わりに伊集院行きつけのバーで飲むふたり。甘いカクテルを見つめながら、このあとはいつもように彼の部屋に行くのかと思うと気が重くなる。すると伊集院に急な仕事が入り、絵梨はひとりで残されてしまう。カクテルを残し、バーテンダーの結城が差し出した生ビールを一気にあおりながら、なぜかほっとしている自分に疑問が湧く。「そんなに緊張するなら別れれば?」年下バーテンダーの甘い誘惑に、禁断の蜜が溢れちゃう!?

年下だけど、酔わされたい【第2話】

スパダリ系のカレに浮気をされた挙げ句にフられ、バーテンダーの結城の前でヤケ酒を飲んで……酔ったイキオイで…?朝のことを考えて悶々としながらなんとか仕事をこなす絵梨。さんざん別れろと言われたり、今朝のことがあったはずなのに、結城は自分に気があるようには思えない。絵梨は意を決して結城の働くバーに向かうが……?「ちゃんと聞けよ。感じてる音」甘えベタなOLが素直な自分を見せ始める──。

年下だけど、酔わされたい【第3話】

恋人とのエッチを楽しめない原因を検証するという理由で、恋人でもない年下バーテンダーの結城に抱かれてしまった絵梨。これまでは恋人に嫌われないように演技をすることが精一杯だった絵梨だが、結城との行為では勝手に声が出てしまうほど乱れてしまった。時間が経つほどに結城を好きになってしまったことを自覚するが、気持ちとは裏腹に素直になれない自分が顔を出し……?「俺たち身体の相性よかったよね?」本音と嫉妬を隠しているうちに、まさかのセフレの関係に発展!?年下バーテンダーとの揺れ動く恋心の行方は?

年下だけど、酔わされたい【第4話】

年下のバーテンダー・結城(ゆうき)のことを好きだと自覚してしまった絵梨(えり)。やっぱりセフレなんてやめよう! そう決心した絵梨だが、自分に会いに急いで帰宅してきた結城にその言葉を言えないまま、玄関先で求められた身体は感じまくり……。しかし。「こんなに絵梨さんが感じまくるのは、俺のこと好きじゃないからなんだよな」絵梨が好きな相手には感じないと知っている結城は、やっぱりセフレの関係を求めてきて!?

年下だけど、酔わされたい【第5話】

セフレとして付き合っているはずの年下バーテンダー・結城(ゆうき)のことが好きだと気がつき、このままセフレ関係は続けられないと悩む絵梨(えり)。バーで隣に座った男に媚薬を盛られたところを助けてくれた結城に、「セフレをやめたい」と言おうとしたのに、結城に遮られてしまった!やっぱり私とはセフレとしてしか付き合いたくないの??ショックを受ける絵梨だが、やさしい結城を結局体で引き留めてしまい……!?

年下だけど、酔わされたい【第6話】

「他のこと考える余裕ないくらい、絵梨さんを満足させるから」もしかしたら彼とセフレ以上の関係になれるかも……でもやっぱり望んでいるのはセフレだけ?恋人になる気がないというのに、激しく求めてくる結城(ゆうき)に心が揺れる絵梨(えり)。ドキドキして期待するたびに突き落とされて。このままセフレを続けることに耐えられなくなった絵梨は、ついに別れの言葉を結城に告げてしまうが──!?

年下だけど、酔わされたい【第7話】

セフレの関係をやめようと結城(ゆうき)に伝えると、引き止められずにあっさり解消されてしまった絵梨(えり)。自分から終わらせた関係だから、傷つく理由がないとわかっているのに、彼からの別れの言葉を受け止めきれずにいた。そんな時、元カレの伊集院(いじゅういん)とばったり会い、声をかけられてしまう。 頑張っていた恋が終わってしまったことを相談すると、感情をのみ込んで綺麗に別れずに、本音を伝えればよかったのにと予想外のアドバイスが返ってきた。思わぬ答えを聞き、傷つくことになってももう一度結城に自分の思いを伝えようと彼の元へ。「結城くんが好き 好きだからセフレはもうできない」ようやく本当の気持ちを伝えられた絵梨だったが、彼からもう無理だと言われてしまって――!? 酔わされたいシリーズ堂々完結!