男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。男女の立場が逆転した世界に生まれた貧乏旗本の水野は、大奥へ奉公することを決意する。女性の将軍に仕える美男三千人が集められた女人禁制の場所・大奥で巻き起こる事件とは…!?
時は三代将軍・徳川家光の世。江戸に上った高僧・有功(ありこと)に、春日局の陰謀が…!?男女逆転絵巻、待望の第二巻!
三代将軍・家光と愛し合うようになった有功(ありこと)。やっと、かけがえのない想い人と居場所を手に入れた二人だが、歴史の流れはそれを許してくれない…。
第13回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞!!美男三千人!男女逆転「大奥」完成の裏にあるドラマが…!?〈家光編〉堂々のクライマックス!時代は少女将軍・家綱、そして五代将軍・綱吉へ…!人々の様々な想いを飲み込んで、〈逆転大奥〉はさらなる進化を続ける──。
五代将軍・綱吉の御台所が、京から呼び寄せた右衛門佐。家光が寵愛した有功の後、長く空席だった大奥総取締の座を手に入れた彼の目的は…!?そして、後継ぎのいない綱吉を巡り様々な思惑が…!?
爛熟の元禄の世を支えた五代将軍・綱吉。民からの悪名高き女将軍が、思わぬ穏やかな晩年の中に見つけた一時の夢…。そして、否応なく流れる世の趨勢とは…!?
家宣の死後、幼くして将軍となった家継。しかしそれも長くは続かず…。そして時代は、八代将軍・吉宗の治世へ──。
後の世から中興の祖と讃えられた八代将軍・吉宗の時代の終焉…そして、その意を酌んで赤面疱瘡の解明へ、「大奥」の男達、そして女達が動き始める…!
八代将軍吉宗の遺志を継ぎ、長崎から来た青沼、そして田沼意次・平賀源内が、今なお猛威を振るう赤面疱瘡の解明に挑む──!
男女逆転<大奥>の根源、“赤面疱瘡”──。その病に、敢然と立ち向かう人間たちが、いた。青沼、平賀源内、田沼意次…同じ志の許に集う者によって、病の謎は解明されるのか!?
遡ること実に百五十年。 家光以来絶えて久しかった男性の将軍として誕生した、第十一代将軍・徳川家斉。 だが実勢を握り権勢を振るうのは、田沼意次を失脚させた、実母・徳川治済だった──。 江戸城内から一掃された蘭学研究者たち。 だが、市井にあっても黒木良順と青海伊兵衛は、田沼の、青沼の、そして平賀源内の赤面疱瘡に立ち向かう想いを、その胸に、しかと受け継いでいた…!!
医療編、衝撃の結末! 田沼意次、青沼、平賀源内、黒木、伊兵衛、そして十一代将軍・家斉…。連綿と受け継がれた赤面疱瘡撲滅への強い意志。その想いが辿り着いた場所は──。 そして、新しい時代が始まる───!
激動の幕末編がスタート! 篤姫の登場で再び大奥に激震!?
将軍、家定に薩摩から輿入れした胤篤。その真の素顔と目的は!? 家定、瀧山、胤篤の関係は――!?
胤篤と家定。2人の愛が静かに燃える一方、井伊直弼が暗躍し始め…!?
公武合体の為に降嫁してきた「和宮」は偽物で女だった!! その裏に隠された事実は!? 家茂の決断は!?
心の距離が徐々に近づく家茂と和宮。しかし幕府は依然、荒波の中。攘夷決行のために上洛を余儀なくされる家茂だが…!?
ついに王政復古の大号令が…!!事態は将軍・慶喜の思惑とは違う方向に進みはじめ、大奥も安寧ではいられず!?
16年に亘る超傑作がついに完結!!安寧と言われた江戸時代にも終幕が。江戸城明け渡しのその時、大奥では何が!?そして、江戸城を追われた大奥面々のその後は!?よしながふみ渾身のメッセージが込められた熱き一冊です!特装版小冊子はオールカラー!雑誌掲載イラストがほぼ網羅されたイラスト集を中心に、堺雅人氏、磯田道史氏とよしながふみの対談や、超豪華作家陣による寄稿など盛りだくさんの112Pです!※別に配信している「大奥」19巻【通常版】と本編が重複しておりますのでご注意ください。
男女逆転大奥、すごい発想! でもそこがクローズアップされすぎているけど、歴史ものとしてもすごくちゃんとしています。 読みながら気になったところを調べてみると事実の部分も織り交ぜられている。 フィクションと事実の混ぜ方が絶妙です。 歴史ものなので仕方ないけど着物や髪型のバリエーションがない分、キャラクターの見分けがつきにくいのと、文字数が多いのでちょっと疲れますが、面白いです。
テレビでドラマ化もシリーズが沢山あって大奥って聞いたことない人の方が少ないのでは! 改めて漫画で読むと、この時代の政治や権力、時代の動きについて知れました。 女のドロドロは大前提にあるのでそこには怯えつつ、これまで知らなかった歴史を知れてそういう面でも面白い。 今季のドラマでも大奥は放送中なので実写も漫画もどちらもファンです。
癖のない絵でとても読みやすいです。 同じような髪型の武士たちが沢山出てきますが、みんなちゃんと区別が付くので話の流れが止まりません。 ストーリーも読み応えのある内容で、 大奥がもし男女逆転していたら、というありそうですなかった話です。 登場人物ひとりひとりのストーリーが細かく描写されていて、どんどん引き込まれていきます。
男女逆転大奥、すごい発想! でもそこがクローズアップされすぎているけど、歴史ものとしてもすごくちゃんとしています。 読みながら気になったところを調べてみると事実の部分も織り交ぜられている。 フィクションと事実の混ぜ方が絶妙です。 歴史ものなので仕方ないけど着物や髪型のバリエーションがない分、キャラクターの見分けがつきにくいのと、文字数が多いのでちょっと疲れますが、面白いです。