あらすじ

父・雅人の転勤を機に引っ越しすることになった東家。新しい環境に光がうまく慣れていってくれるか、周囲の人々は気にかかる。そんな折、学校で光と同級生の女子・瀬戸との仲をひやかす生徒たちが出てきた。その真相は……!?
光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 1巻

他者とのコミュニケーションがとりにくい自閉症児の困難な育児を描いて、圧倒的な反響を呼んだ感動作品!!

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 2巻

自閉症児の子育ては困難を極める。小学校に入学した光くんだが……。愛の共生の感動物語。話題作の第2弾!!

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 3巻

自閉症に対する誤解や偏見を解きたいという著者の思いから生まれた、自閉症児を抱えた子育て奮闘記。

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 4巻

光の担任・青木先生が結婚。そして転校する。加えて校長先生の突然の不幸に学校中が大揺れ。新担任にはベテラン教師がついたが……!?

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 5巻

主人公で自閉症の光君は5年生。成長と共に、明るさと共に、難関がいくつも現れて母親の負担は増すばかり。

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 6巻

光君にとって初体験の林間学校。3泊4日のスケジュールに不安と期待の幸子。いろいろな体験凝縮の光君の4日間は……!?

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 7巻

光君の少しづつの成長に、幸子も雅人もひと安心。雅人パパの新事業には期待も集まり、東家は一致団結の明るさが……。子供達の元気は家族の幸せです。

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 8巻

いろんなトラブルや問題を乗り越え、もうすぐ6年の光君。目を見張る光君の成長に、雅人パパも将来の就労の夢を広げ、仕事に燃える。

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 9巻

光君はいよいよ6年生。あさがお教室の担任も郡司先生から赤松先生に……。将来を見据えた大事な一年、無事を祈る幸子。

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 10巻

友達に恵まれ、思い出の詰まった小学校を卒業。中学生の光君、新たな生活に挑むが!?障害が育むファミリードラマ!

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 11巻

中学生の光君、新たな歩みが将来の希望へとつながるように……。中学校編、スタート!!

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 12巻

東家のお正月。パパの実家へ数年ぶりにお年始に行くことに。幸子ママはかなり緊張気味。そのわけは……!?

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 13巻

中学生になった光くんの世話だけでなく、小学生の娘や親の介護に大忙しの幸子ママ。それって不幸なこと……!?

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 14巻

父・雅人の転勤を機に引っ越しすることになった東家。新しい環境に光がうまく慣れていってくれるか、周囲の人々は気にかかる。そんな折、学校で光と同級生の女子・瀬戸との仲をひやかす生徒たちが出てきた。その真相は……!?

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 15巻

夫の実家での同居が始まった。光は新しい生活にも順調と思えたが、義母の障碍への理解は進まず、幸子の焦りは深まるばかりで…!?絶筆となった最終2話のネーム、本作の先がけとなった読み切り作品「さんきゅう先生!」「春のまなざし」も収録した、著者渾身の最終巻!!

光とともに… ~自閉症児を抱えて~ 別巻

原著者・戸部けいこが遺した最終2話のネームに、盟友・河崎芽衣がペンを入れた完全版!! 不朽の名作がついに完全完結!!

光とともに…

障がいに対する私の考え方の根本になった大切な作品です。

光とともに… 戸部けいこ
あいざっく
あいざっく

小学生の頃、学校の図書館に置かれていたので、 最初は「やったー漫画だ」という感じで読み始めました。 しかし、綺麗な絵柄に反してとても重たい内容に、 いつしか真剣に読むようになりました。 その当時、小学校中学年くらいということもあり、 まだあまり障がいについて分かっていなかったのですが、 「光とともに…」を通して、自閉症という障がいがあるということ、 本人や家族がどのような出来事に出くわし、どのような悩みを抱えるのかということを初めて知りました。 また、障がいがある子にどういう考え方でどのように接したら、 その子にストレスを与えずにコミュニケーションが取れるのかということも 漫画を通して少し分かりました。 決して教育目的のみで描かれた漫画ではないので、 漫画のストーリーとしても面白く、母と熱心に読んでいました。 悲しいことに、この素晴らしい作品を描いた作者の方が 途中で亡くなってしまい、漫画が最後まで完全な形で描かてることはありませんでしたが、 障がいに対する私の考えの根底を築いてくれた、とても大切な作品です。 ぜひ沢山の人に読んでいただきたいです。