靖子と歩んでいく決心をした宮本は彼女の生まれ故郷である小樽を訪れる。いよいよ近づく靖子の出産……。最後まで波乱万丈の熱血ストーリー、ここに完結!※連載時のカラーページを掲載しました。※巻末には、『定本 宮本から君へ』4巻に掲載された 本作のエピローグ「はんぶくらい」も収録!▼目次第145話 万人の敵 男一匹第146話 大事なはなし第147話 女心 母心第148話 ごはんができたよ第149話 土曜の午後第150話 小樽 【カラー完全版】第151話 中野家の娘第152話 閃光第153話 師走センチメンタル第154話 インジュアリータイム第155話 雪よ 穏やかに第156話 春だったね第157話 ありがとう最終話 宮本から君へ特別付録 はんぶんくらい
ドラマは見ておらず、今度は映画化されるとのことで読んでみました。 まだ10巻くらいまでしか読んでませんが、こんなにも読むのに体力と気力がいるマンガだと思わなかったのでクチコミ書いて一旦落ち着こうかなと思います。 内容を一言でいうと、ただのサラリーマンがこんなに人に殴られることある?というくらいしょっちゅう殴られます。10巻の時点で前歯が四本無くなってますし。 ある意味それが才能と言ってもいいくらい。 ただその中でも、確実に宮本浩という男はどんどん変わっています。心も体もボコボコに殴られながらも、なんとか営業マンとしての振る舞いも覚え、仕事に対する情熱も生まれ、絶対に諦めないしつこくて鬱陶しい男になっていく。 本来なら人が殴られる描写の多いマンガは好きではないですが、なぜか宮本からは目が離せないんですよね。不思議…。 個人的には、SCATTERくらいから作者のことを知ったので、読み進めるほどに今の作者の絵柄に近づいていく過程が面白い。 映画はどうなんでしょう。気が向いたら見てみようかな。