あらすじ物語は「地球」へと還る──「ボクを包む月の光」から4年後…。成長した蓮は地球の歌が聴こえるという不思議な能力に目覚めていた。そんな折、輪と蓮の夢に謎の少女が現れ、輪にとって因縁深い「東京タワー」を要求してくるが…?「ぼく地球」シリーズ第3章、堂々のスタート!
『ぼくの地球を守って』『ボクを包む月の光-ぼく地球(タマ)次世代編-』の続編になります。現在も雑誌MELODYで連載中です。『ボクを包む月の光』よりも『ぼく地球』の世界観が戻ってきたような気がしました。前世の記憶を持つ7人も活躍しますし、絵柄にもあの頃に近い雰囲気を感じる時があります。 単行本ではまだ6巻しか発売されていませんが、謎の少女が現れて「大母星が消滅したのはキチェスのせいだ」と言い始め月基地を欲しがり、輪たちが東京タワーの秘密装置にキィ・ワードを入力しようとする展開にワクワクしています。同時進行で蓮くんと妹の地球子(ちまこ)ちゃんにも前世があり、それがある重要人物だったことも判明しました。これまでの『ぼく地球』の登場人物が全員集合する壮大なストーリーになりそうですが、今回の主役は間違いなく蓮くんですね。