あらすじなつみは看護婦。壁にぶつかることもあるけれど、くじけてなんかいられない! 出産予定日が近い親友2人に訪れた悲しみ、不倫の恋の末に赤ちゃんを授かった女性、子どもを授かれず里親を希望する夫婦、愛する息子を亡くしもう一度その子を産みたいと願う母、悲願の妊娠を喜んだのも束の間子宮ガンが見つかった夫婦、道端で「女の人から赤ちゃんを渡された」という女性に出会ったなつみ……熱血ナース・なつみのあったかダイアリー!!
看護師さんはなぜあんなに心が強い方が多いのかが、この作品を通じて理解出来たような気がします。 様々な病気の患者さんに寄り添う中で助かる人もいれば、絶望的な状況に落とされてしまう…それでも看護師さんは患者を選ぶ事は出来ない。 主人公のなつみさんの奮闘ぶりを見て、看護師という職業の重要性や仕事の大変さなど、とても勉強になりました。 単に産婦人科の仕事中心に描かれているわけではなく、そのなかに渦巻いている人間模様が細かく描写されていて人間の命の大切さ、妊娠出産の出来事などいろいろと考えさせられることが多かったです。