あらすじ

「あたしのこと好きだとでもいうわけ!?」「そうかも知れません」告白と決断の第3巻。シングルマザーのみちるは、元恋人で現・同居人の麻耶(まや)に頼りがちな自分を変えようと、仕事を頑張ることにした。しかし慣れないリーダー職に憔悴し倒れてしまい、保育士の望月(もちづき)に介抱される。次第に望月と距離を狭めていくみちるをそばで見つめる麻耶は───?“変化”に心がざわつく同居生活グラフィティ。
オハナホロホロ(1)

翻訳家の麻耶(まや)の同居人は、シングルマザーのみちると、その息子のゆうた。5年前、麻耶と同棲していた部屋から失踪したみちるは、再び姿を現した時、小さな男の子の母となっていた。“今度の部屋では、同棲ではなく同居”。不器用なオンナふたりは、小さな男の子を連れ、奇妙な3人暮らしを始める――。切なく愛おしい想いが溢れる同居生活グラフィティ。描き下ろし13P+10PのW番外編収録!!

オハナホロホロ(2)

翻訳家の麻耶(まや)の同居人は、シングルマザーのみちると、その息子のゆうた。かつての同棲関係を一度解消し、3人で暮らし始めて早1年。ある日、麻耶は信頼している元同級生・桑原(くわばら)に呼び出され、プロポーズされる。翌日、“何かあったか”を聞けないみちるは不安になり――。あたたかに胸を打つ、かけがえのない同居生活グラフィティ。

オハナホロホロ(3)

「あたしのこと好きだとでもいうわけ!?」「そうかも知れません」告白と決断の第3巻。シングルマザーのみちるは、元恋人で現・同居人の麻耶(まや)に頼りがちな自分を変えようと、仕事を頑張ることにした。しかし慣れないリーダー職に憔悴し倒れてしまい、保育士の望月(もちづき)に介抱される。次第に望月と距離を狭めていくみちるをそばで見つめる麻耶は───?“変化”に心がざわつく同居生活グラフィティ。

オハナホロホロ(4)

“ヒデスケ”からのプロポーズを受けたと麻耶(まや)から聞かされ、みちるは呆然と立ち尽くした。しかし麻耶自身、ヒデスケに向き合おうとしながらも、みちるへの恋愛感情を殺すことができずにいた。そんな2人を見かねたヒデスケは「結論を出すまで帰ってくるな」と彼女らをホテルに連れて行き――!? 「みちるのことが好きなの…」女2人の禁じていた恋が動き出す、同居生活グラフィティ第4巻。

オハナホロホロ(5)

女と女、最後の決断。麻耶(まや)とみちる、彼女たちが同居を解消するまであと半年。かつて麻耶はみちるの元夫に会っていた──!? 麻耶はみちるを想っているが、ゆうたの将来を考え、再び“女同士の恋愛関係”となることを拒絶した。麻耶との同居はあと半年ほど。そんな折、亡父・圭一(けいいち)の実家を訪ねたみちるは、「こちらで暮らさないか」と持ちかけられる。望月(もちづき)からのプロポーズも相まって、みちるの心は揺れ迷う。しかしそんな母の傍らで、ゆうたは麻耶の不在に耐えられなくなり───? 心がひりつく同居生活グラフィティ、いよいよクライマックス!

オハナホロホロ(6)

ゆうた誕生の真実とは。共に歩んでいくことを決めた麻耶とみちる。それを微笑ましく見守るニコだったが、2年前、亡くした恋人・圭一(けいいち)が自分の舞台を観に来たことがきっかけで事故死したと知ってしまう。ショックを受け、ゆうたを連れて姿を消したニコは――? 女×女、男×男、不器用な大人たちの変形恋愛が織りなした同居グラフィティ、十数年後を描いた番外編も収録して、遂に完結!