女と女、最後の決断。麻耶(まや)とみちる、彼女たちが同居を解消するまであと半年。かつて麻耶はみちるの元夫に会っていた──!? 麻耶はみちるを想っているが、ゆうたの将来を考え、再び“女同士の恋愛関係”となることを拒絶した。麻耶との同居はあと半年ほど。そんな折、亡父・圭一(けいいち)の実家を訪ねたみちるは、「こちらで暮らさないか」と持ちかけられる。望月(もちづき)からのプロポーズも相まって、みちるの心は揺れ迷う。しかしそんな母の傍らで、ゆうたは麻耶の不在に耐えられなくなり───? 心がひりつく同居生活グラフィティ、いよいよクライマックス!
複雑な心境で読み終わりました。 みちるの子、ゆうたを取り巻く環境が、何とも言えない複雑です。 その複雑さは、話が進むにつれて感じたものですが。(特に最終巻で) いや、だけどこう言う形もありかって思った。 根底に深い愛情があると思うから。 色んな糸が複雑に絡み合ってるけど、ゆうたの存在が話の雰囲気をホンワカさせているように感じました。