あらすじ

移植手術の天才外科医・岩城悟朗(いわきごろう)は、妻・篤子(あつこ)をお腹の子供と共に殺してしまった。「兄貴のまわりには死人が多すぎる」という悟朗の親友である奥村(おくむら)の言葉に、ある疑惑を感じ始めた篤子の妹・聡子(さとこ)は真実を知ろうと悟朗に近づくが、危険なワナに陥ってしまう――!!
聖域-サンクチュアリ- 1巻
神の手を持つ男とさえいわれた天才外科医・岩城悟朗。絶対的な権利を目指す彼は、邪魔者を冷徹に殺し、排除していった。やがて彼は実の妹と知りながら篤子と結婚するが、篤子の純粋な愛情に耐えられず、お腹の子ともども殺してしまう。悟朗は、なぜ殺し続けるのか!?殺人者を通して悪とは何かを問いかける傑作ロマン!!
聖域-サンクチュアリ-(2)
神の手と呼ばれ、世界的権威となった悟朗。帰国後、養父と死別し、本当の父の存在を知る!明らかになった意外な過去。悟朗と篤子の運命は!?愛の衝撃ストーリー!!
聖域-サンクチュアリ-(3)
移植手術の若き世界的権威、岩城悟朗(いわきごろう)。彼が愛して結婚を決意した女・篤子(あつこ)は、なんと実の妹だった!!篤子はその事実を知らないが、悟朗は平然と結婚を強行する!!悟朗が実子であることを知らないまま、結婚を反対していた深沢(ふかざわ)をその手にかけ、深沢病院院長の座を手に入れるが……!?“近親結婚”愛の衝撃ストーリー!!
聖域-サンクチュアリ-(4)
移植手術の天才外科医・岩城悟朗(いわきごろう)は、妻・篤子(あつこ)をお腹の子供と共に殺してしまった。「兄貴のまわりには死人が多すぎる」という悟朗の親友である奥村(おくむら)の言葉に、ある疑惑を感じ始めた篤子の妹・聡子(さとこ)は真実を知ろうと悟朗に近づくが、危険なワナに陥ってしまう――!!
聖域-サンクチュアリ-(5)
“神の手”を持つ岩城悟朗(いわきごろう)は、天才移植医として医学界の頂点を極めつつある男。しかし裏では、実父、妻、子供など、目障りな人間を次々に闇に葬る冷血漢。己の野心のために邪魔者を排除してきた悟朗だが、次第にその手にかけた妻・篤子(あつこ)の幻影に惑わされていく……。一方、篤子の妹・聡子(さとこ)も悟朗の変化に気づき……!?心の奥底に潜む究極の善と悪を描いた壮大な人間ドラマ、ここに完結!!