孤児院の施設で育った夕月は常に自分の存在する理由を探し求めていた。そんなユキの前に現れたどこか懐かしさを感じさせる青年ゼス。二人が出会った時、過去よりの戦いの幕が切って落とされた!!
千年の昔から戦い続けてきた祗王一族と悪魔(デュラス)。その鍵を握る少年・ユキの周囲で起こるふたつの事件があった。ユキは『戒めの手(ツヴァイルト)』と共に事件の真相にせまるのだが…。
仲間に負わされた傷は夕月の『癒しの能力』でもどうすることもできない。次々と傷ついていく仲間を前に夕月はどうする………。
祗王の宿敵『冷呀』がついに夕月の前に姿を現した。衝撃を隠せない夕月だが仲間の前ではあえて何もなかったかのように振る舞う。そんな夕月にルカや「戒めの手(ツヴァイルト)」は変わらず傍にいることを誓う─―。
一連の事件も終結し、夕月は悪魔(デュラス)と戦う決意を新たにする。そんな夕月の前に新たな「戒めの手(ツヴァイルト)」が現れて―─―。
悪魔を強く憎むツヴァイルトの黒刀と千紫郎。彼らの過去に一体何があったのか?そして、それを知った夕月のとる行動とは―――。
復讐の戒めの手(ツヴァイルト)黒刀・千紫郎の前に、ついに憎むべき“あの男”が現れた!圧倒的な強さと底知れぬ闇を保つ“将軍クラス”の悪魔に、夕月達はどう立ち向かう!?
黒刀、千紫郎と共に黄昏館へ戻ってきた夕月。新たなる戦いが始まる前に、ほんのひととき安らぎを感じるが…。
ツヴァイルトも全員揃い、夕月の許に集結した面々。今世の戦いを最後にするため夕月は立ち上がるのだが……。
「必ずお前の許に戻る」と約束した矢先、修学旅行先で行方不明になった愁生と十瑚。一方東京ではまたもや不可解な事件が発生しており…
京都で修学旅行中の愁生と十瑚は、突如現れた正体不明の敵に襲われる。絶体絶命の中、十瑚を逃がした愁生の命の行方は―――。一方、上野公園ではまた新たな犠牲者が出てしまい―――。
京都で出生の秘密を知った夕月は、天白から真実を知るため東京に戻った。一方、上野の事件を追っていた黒刀・千紫郎は、「魔導書」を持っているという少年に接触し―――。
上野で起こった連続殺人事件、その真相を追ううちに夕月は信じがたい事実を目の当たりにするのだが…。「裏僕」ついに完結!