あらすじはるか天空から降り続け、3000年前に男性を滅ぼした<サキュバス現象>は、かろうじて生き延びた女性たちをも、滅ぼそうとしている。世界で唯一の男性・姫は、愛する幼なじみ・皇との愛を微かな望みとして生きてきた。<生殖実験>でそれが果たされたとき、過去から託された、人類救済の希望が現れる。看守が本意を明かすとき、最も残酷な運命が姫・皇・霧江に突き付けられる。それは希望か、絶望か――。