あらすじ

なほが勤めるデザイン会社、ソロ・デザインの若き社長・向坂は、かつて伝説となった天才デザイナー。しかし、兄嫁・ちはるを密かに想いながら事故で亡くしてしまうという過去のために、大きな傷を抱えていた。なほと出会い、想い合うようになっても、過去の傷のために未来を拒み続けていた向坂だったが、ついになほの想いを受け入れる。そして避け続けていた実家へ向かい、兄・柾巳と話す決心をするが、なんと逆に兄から「再婚する」と打ち明けられる。そして自分だけはちはるを忘れるわけにはいかない… と、向坂はなほをきっぱりと拒絶してしまう。絶望に打ちひしがれるなほだが、そこに向坂の長年の友・馨が「昔話」をなほに打ち明ける。そこには向坂を救うヒントが…!?
どうせもう逃げられない 1巻

「OLになること」が夢のなほ。ついに内定確実の最終面談までこぎつけ、採用が決まるまでのつなぎとしてデザイン事務所で短期バイトをすることに。でもバイト先の代表・向坂には最低で最悪、という印象しか持てず、しかもなほはなにかと弄られてばかり。そんなある日、信頼していた就活仲間に裏切られ、面談をすっぽかすことになる。それでも「悪いのは自分」、と決して相手を責めないなほを向坂は優しく慰めて---?

どうせもう逃げられない 2巻

普通のOLを夢みるなほは、ひょんなことからデザイン事務所の正社員として雇われた。いつもちょっかいを出してくる社長の向坂を、少しずつ意識し始めていたなほ。そんな時、彼女の元上司・粕谷が、新たに立ち上げる会社になほを引き抜こうとして…?只今、プチコミック本誌でブッちぎり大人気!!一筋縄ではいかないラブストーリー、第2巻の発売です!

どうせもう逃げられない 3巻

普通のOLを夢見ていたなほは、ひょんなことからデザイン会社の正社員に。しかも、会社の社長である向坂に叶うことのない恋心を抱いてしまう。そんなある日、同僚の余から突然告白されたなほ。しかし、向坂のことを想う彼女はその気持ちに応えられずにいた。けれど、休日の街でナンパする向坂を見つけ、これをきっかけに彼への想いを忘れようとしたなほに、向坂は本音をもらして…。少しでも彼の心に近づきたいなほに放たれた言葉とは?一筋縄ではいかないラブストーリー、第3巻!!

どうせもう逃げられない 4巻

粕谷の揺さぶりからなほを守るため、デザイン再会を決めた向坂。彼のデザインに惹かれていたなほだが、突然の復帰には疑問を感じていた。そんなとき、偶然見つけてしまった一枚の名刺。向坂の異変に粕谷が絡んでいると知ったなほは、一人で粕谷の元へ乗り込む!一筋縄ではいかないラブストーリー第4巻!

どうせもう逃げられない(5)

向坂から衝撃の過去を聞いたなほ。彼の心は今なお、ただ一人の女性を想い、そして悔やみ続けていると知り、自分の想いが届くことなないと痛感する。一方、彼のそばにいたいと願うなほに対し、向坂の過去を知ったソロ・デザインのメンバーは心が揺れ動き…。一筋縄ではいかないラブストーリー第5巻!

どうせもう逃げられない(6)

雇い主であるソロ・デザイン社長の向坂に、片想いを続けているなほ。向坂が「兄の嫁に片想いをしていて、交通事故で死なせてしまった」という衝撃の過去を聞いて、ますます自分の思いは叶わないと思い知らされる。しかも仕事の成り行き上、なほが同僚の余の「彼女」だという噂が立ってしまい、やむなくフリを続けることとなる。そんな中、なほの想いを知った向坂は、「話をしよう」と持ちかける。きっと、「片想い」も許されなくなる―――そう覚悟して、向坂の元へ向かったなほだったが…?

どうせもう逃げられない(7)

なほが勤めるデザイン会社、ソロ・デザインの若き社長・向坂は、かつて伝説となった天才デザイナー。しかし、兄嫁・ちはるを密かに想いながら事故で亡くしてしまうという過去のために、大きな傷を抱えていた。なほと出会い、想い合うようになっても、過去の傷のために未来を拒み続けていた向坂だったが、ついになほの想いを受け入れる。そして避け続けていた実家へ向かい、兄・柾巳と話す決心をするのだが、そこには衝撃の事実が待ち受けていた…!

どうせもう逃げられない(8)

なほが勤めるデザイン会社、ソロ・デザインの若き社長・向坂は、かつて伝説となった天才デザイナー。しかし、兄嫁・ちはるを密かに想いながら事故で亡くしてしまうという過去のために、大きな傷を抱えていた。なほと出会い、想い合うようになっても、過去の傷のために未来を拒み続けていた向坂だったが、ついになほの想いを受け入れる。そして避け続けていた実家へ向かい、兄・柾巳と話す決心をするが、そこに待ち受けていたのは衝撃の事実…! 再び心に深い傷を負った向坂は、なほをきっぱりと拒絶する。せっかく向坂の心に触れられたと思ったのに、やはりこの想いは届かないの…!?

どうせもう逃げられない(9)

なほが勤めるデザイン会社、ソロ・デザインの若き社長・向坂は、かつて伝説となった天才デザイナー。しかし、兄嫁・ちはるを密かに想いながら事故で亡くしてしまうという過去のために、大きな傷を抱えていた。なほと出会い、想い合うようになっても、過去の傷のために未来を拒み続けていた向坂だったが、ついになほの想いを受け入れる。そして避け続けていた実家へ向かい、兄・柾巳と話す決心をするが、なんと逆に兄から「再婚する」と打ち明けられる。そして自分だけはちはるを忘れるわけにはいかない… と、向坂はなほをきっぱりと拒絶してしまう。絶望に打ちひしがれるなほだが、そこに向坂の長年の友・馨が「昔話」をなほに打ち明ける。そこには向坂を救うヒントが…!?

どうせもう逃げられない(10)

なほが好きになった男性・向坂には、心の傷があった。兄嫁で、最愛の女性だったちはるを死に至らしめた傷。そんな向坂の心に触れられず、でもこの恋からはもう、逃げられない… そんな片想い。なほの想いがようやく向坂に届いた途端、兄の再婚という事件に再び、なほを拒んでしまった向坂。会社も解体に向かい、一度は全てを諦め絶望したなほ。しかし、最後の勇気が奇跡を呼んだ。「あんたを俺に下さい」ついに向坂から告げられた言葉。その時、なほは…!? プチコミックが誇るナンバーワンロングラン連載、片想いの結末を見届けてください!