優勝賞金100万円のペットコンテストが開催されることになり、ダイナマ伊藤はトラを連れて参加。だがこのコンテストは、参加者がトラと、主催者の犬だけという寂しいものだった。勝負は脇毛の毛並みの美しさを競うという、おかしなもの。しかもトラには脇毛が生えていない。そこでダイナマ伊藤が代わりに出場。勝負に勝って賞金を手にするが、主催者の犬は、すぐさま第2回戦・レッスルアニマルを提案した。これは反則裁定なしのケンカ。敗者が勝者に200万円払うというハードなものだ。ダイナマ伊藤は、犬を相手に負けるわけがないと余裕しゃくしゃくで戦いに挑むが…?
いまだに杉本ペロのギャグ漫画がおもしろかったのかどうか判らない。 良くも悪くも最高にくだらなくて読む人をかなり選ぶギャグ漫画だった。 どこで笑えばいいのかすらわからないと思うほどつまらない回がほとんどで、「こんな低レベルなギャグは少年サンデーじゃなくてコロコロでやれや!」などとディスってた青春時代の思い出。だが、こうして未だに忘れられないということは思っていたよりずっとパワーのある作品だったということなのだろう。これからもチョビひげのおっさんを忘れることは出来ない。いつかモテモテ王国みたいに再評価される日は来るだろうか。無理か。