これを原作に漫画化して欲しい!という書籍
勝海舟の父親の話
体は小さいが腕っぷしは強く、まがったことが嫌いな勝小吉(かつ・こきち)を父に持つ麟太郎(りんたろう、後の勝海舟)。7歳の時、江戸城西の丸に仕える阿茶の局(あちゃのつぼね)の推挙により、将軍家血筋・初之丞君(はつのじょうぎみ)の小姓にとりたてられる。しかし、息子の出世が嬉しかった小吉は酒に酔って喧嘩をしてしまう。せっかくの宮仕えの話がなくなった麟太郎だったが……。維新の動乱に際して江戸百万の生命を守りぬいた英雄にして、坂本竜馬をはじめ幕末の志士達に多大な影響を与えた勝海舟(かつ・かいしゅう)の豪快なる生涯を、辻真先の原作を元に異才・石川賢が迫力満点に描く歴史大作!