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1173年モンゴル高原、タタールの猛将を討ち取る少年の姿があった。モンゴルの族長イエスゲイの息子・テムジンである。勝利の宴のさなか、イエスゲイの氏族の独行を苦々しく思う氏族たちは、恐るべき陰謀を話し合っていた。それは、後継者であるテムジンの暗殺だった!!
1173年モンゴル高原、タタールの猛将を討ち取る少年の姿があった。モンゴルの族長イエスゲイの息子・テムジンである。勝利の宴のさなか、イエスゲイの氏族の独行を苦々しく思う氏族たちは、恐るべき陰謀を話し合っていた。それは、後継者であるテムジンの暗殺だった!!
中世ヨーロッパを席巻し、恐怖の大王=アンゴルモアの語源との説もあるモンゴル軍。1274年、彼らは遂に日本にやって来た!博多への針路に浮かぶ対馬。流人である鎌倉武士・朽井迅三郎は、ここで元軍と対峙する!
中学3年の来人(らいと)は陸上短距離選手。ようやく大会に出られることになった矢先、交通事故で大事な足を骨折し、大会出場を断念せざるをえなかった。そして3か月後、心の傷が癒えない来人は、周囲の勧めで気分転換の旅行に出る。ふらりとやって来た高原の牧場で、乗馬クラブ「テイル・ロッジ」の調教師・有華と馬のレヴェリーに出会い、成り行きで馬に乗ることになった来人は、初めて観る馬からの景色と、馬を操るスリルと気持ち良さに大感動。すっかり馬の虜になった来人は、休みの日ごとに牧場を訪れ、おしかけバイトとして有華の手伝いをするようになった。馬と接するたびに、どんどん馬が好きになっていく来人。やっと陸上以外の楽しみを見つけた来人は、乗馬の大会に出ることを決意する!馬に魅せられ、馬に青春をかけた少年・来人が、人と馬との触れ合いを通じて成長していく姿を爽やかに描いた意欲作、第1巻(全2巻)!