icon_reread
また読みたい
フォロー
鉄拳のカタルシス(1)
少年院を退院した津波四郎・16歳。中を完全に締めていたばかりでなく、外に出て早速お礼参りに襲ってきた不良どもを全員叩きのめしてしまった。そんな津波が入る事になった高校は、鳴門海峡に浮かぶ隔島の私立隔島高等学校。全てが男子の全寮制で、格闘技を中心に教えている。そしていずれのクラスも超高校級。校訓は『弱肉強食』といった物凄いもの。だが津波にとってはワクワクする環境に過ぎなかった。ちょっと覗いてみたボクシング部で、一番強い級長を簡単にのしてしまう。もっとも凶暴でスペシャル学級といわれるキック・ボクシング部に入った津波は、経穴を突いて人体を破壊する術に長けている級長の左土に身体を動けなくされてしまうが…。
鉄拳のカタルシス(2)
左土は自分の小さい身体にコンプレックスを持っていて、人間の身体をつなぎ合わせた巨人に自分の脳を移植しようと考えているマッド・サイエンティストだった。津波を慕う六郎が死穴を突かれて死ぬ(?)。怒った津波は根性で身体の自由を取り戻して、遂に左土をぶちのめした。一気にいじめられっ子に転落する左土。だがそれを津波が庇うと、ヤクザの組長の息子・鮫島が、一緒に隔島高校を束ねようと誘ってきた。そんなことより素手喧嘩をしたがる津波に、鮫島は手製の爆弾を爆発させると脅す。そして殴り合いで津波に負けた鮫島は、爆弾のスイッチを入れてしまった。猛火の中、鮫島と左土を抱えて救出してくる津波。津波を気に入った校長は、たった一日で津波を2年生に進級させた。
鉄拳のカタルシス(3)
津波の進級を妬む1年生たちのために開かれた合同格闘合戦が開かれ、1年生全員がバトル・ロワイヤルで戦う羽目になった。大勢の敵を独りでなぎ倒し、津波の他相撲の山垣、空手の北芝、コマンド・サンボの片桐が残る。すでに2年進級を申し渡された津波が、他の3人の進級をかけて挑戦されることとなった。その中で、津波の人並み外れた格闘センスの謎が語られる。3歳のときに飛行機事故にあって、たった一人で2年もの間沖縄のジャングルで生き延びたこと。祖父は沖縄武術『津波流』の三代目継承者で、津波は遊んでいたと思っているが、厳しく鍛えていたのだ。山垣と片桐は津波に敗れ、北芝は戦わずして棄権した。
鉄拳のカタルシス(4)
校長命令で大阪の『新世界のドン』に進級証書を貰いに行った津波は、ドンであるオババの娘の通天閣の歌姫と呼ばれる大金持ちでスター歌手の卵、南十字星子に惚れられる。その星子がキタの道楽組に誘拐された!敵は格闘地下組織で、隔島高校を乗っ取り、オババの資金を使って格闘技をギャンブルの対象にしようと狙っているのだ。黒幕は政治家の大黒だった。星子を助けるために道楽組に乗り込んだ津波は、人斬り定に苦戦するが、これを倒し、彼の助言で屋上に向かう。5階に上った津波は、覚醒剤漬けにされた星子の友人・絵里を発見した!
鉄拳のカタルシス(5)
完結編。プロの喧嘩屋に、不意を突かれてアキレス腱や膝の靭帯をやられてしまった津波。ドラム缶でコンクリート詰めにされてしまう。そこにはキック・ボクシング部の連中も囚われていた。隔島高校が北芝たちに乗っ取られ、隔島は隔島ギャンブルの闘技場にされようとしている。脱出してオババと星子を運ぶヘリを追って隔島に戻った津波は、格闘場で北芝と対決した。津波の人を守るために戦う者と、己の力を誇示するために戦う者との差…。津波は実は、あまりに威力のあり過ぎる足刀を使わずに戦ってきたのだ。その技が解禁されたとき、何が起こるのか?