あらすじ最強の戦士・ロイドと司令塔・エリックを仲間にし、魔王のツノ奪取に一歩近づいたアルセニオたち。だが一方で、アルセニオ(男)とエリック(男時々女)の急接近に、レイ(元男)とロイド(男)は動揺を隠せず…!? かっこの中がややこしい! でも読めばシンプル! 性別を超えた恋愛模様に目が離せない、ちょいエロファンタジックコメディ第3巻!
打倒魔王のはずが、ちっとも魔王を倒せない。 いや、倒す必要はなくて、ツノを奪えばよいのだけど。 魔王のもとにはたどり着けるのに。 なんか見た目は弱そうな魔王なのに。 おまけに、魔王のもとへ行くたびに、けっこう強い誰かを連れて帰っている。 早くツノを奪って、眠りについた魔女師匠を起こしてあげて! ストーリーは目的のために進んではいるけれど、せかせかとしたものではなく、ファンタジーな日常系コメディというか、月刊少年ガンガンにありそうな感じの展開。 そして、ぷるるんな肉体を持つ元男の子レイの純真さに触れたり、魔女の下僕アルセニオがなんだかかっこよく見えたり、乳に拘る魔王のツノはかわらず奪えなかったり。 ほのぼの読んでいて、ふと気づいた。 ラブコメディとあるけど、どこにラブが? もしかして、下僕と元男の子?!?! でもそうも見えなくはないような。 と思っていたら、元男の子レイの自称婚約者の男も現れて?! 穏やかになってきたと思ったら、斜め上へ進む展開に目が離せない!