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空っぽの大人になった私を動かしたのは高校時代の小さな約束だった40歳を過ぎたある日、地元を離れて暮らす私のもとにお葬式の招待状が届いた。結婚式の招待状みたいに華やかなそれの差出人は、亡くなった高校の同級生。名前に覚えはある…でも、なんで私? 本当の友達なんていないと思っていた男女4人の物語。それぞれが「高校生だった頃の私が今の私を見たらどう思うだろう」と、上手くいかない現実への思いを抱えて暮らしている。住む場所も生き方も異なる4人は、高校時代に一瞬だけ重なり合う瞬間があった。