あらすじ昔、「河童膏」という、打ち身、切り傷にきく膏薬があった。主な原料は「河童の皿」であったから、薬屋は「河童の皿取り」をする者を、五、六人専門にやとっていた。鈍太はその店で雇われて半年になるが、まだ一皿もとれないのであった。しかし、蛇麿といえば、一月に三皿はとってくると言う。鈍太は首を言い渡されるが…※この作品は、「水木しげる貸本時代ロマン(2)」(太田出版)と同じ内容です。