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狭間武偉(はざまぶい)15歳、またの名をビクトリー狭間。V(ブイ)はその名が示すとおり、未だかつて負けたことがない男だった!!育ての親・源さんと死別したVは、幼いころ別れた両親を捜し求め一人旅をしている。旅の途中、ひょんなことから生まれて初めてテニスに挑戦したVは、常識を超えたテニスで全日本5位のテニス野郎を打ち破る。秘められた過去を背負いながら、勝つために生まれ育ってきた男の挑戦!!
狭間武偉(はざまぶい)15歳、またの名をビクトリー狭間。V(ブイ)はその名が示すとおり、未だかつて負けたことがない男だった!!育ての親・源さんと死別したVは、幼いころ別れた両親を捜し求め一人旅をしている。旅の途中、ひょんなことから生まれて初めてテニスに挑戦したVは、常識を超えたテニスで全日本5位のテニス野郎を打ち破る。秘められた過去を背負いながら、勝つために生まれ育ってきた男の挑戦!!
主人公・りょうは将来有望視されたテニスプレーヤーであるがトラック事故にあい両親を失い、利き腕の右手の機能もほぼ失って夢を諦めた。だが、ファンを名乗る少女の応援によって左手でテニスを再開することに決めた。しかし、その少女は実はトラック事故の加害者の娘だった。衝撃の真実を知った主人公のまさかの決断とは――!?
憧れの全英オープン(ウィンブルドン)で見せた“キャノン・ボーイ”ヒロのヒロミ・スペシャルは、ギャラリーの目を見張らせた。しかし、その驚異の必殺技は、実は恐るべき罠を秘めた諸刃の剣だったのだ! 立ちすくむヒロ。テニスの怖さを思い知ることになったヒロは、この絶体絶命の危機を乗り越えることができるのか!?
なんとか、格好がつくくらいならテニスはできます。しかし体力の続く限りガンガン打ち込むだけなので、相手に「テニスをしてない」と言われる始末…。で、そんなときに思い出すのがこの作品。一応テニス漫画ですが、作者自ら「あの漫画はテニスなどいやっていない」といっている、そのまんまの内容です。生き別れた父と再会するため、勝ち続ける事を宿命づけられた主人公・狭間武偉。彼はルールも知らずにテニスを始め、インターハイ、そして4大大会で頂点を目指す。なんて書くのもばかばかしいほどで、実際にやっていることといえば、ダブルスを一人で戦ったり、ストリート・テニスなるもので日銭を稼いだり、あげく必殺技は相手の体を狙う技…。テニス漫画として読んではいけません。でも、テニスに格闘(熱血では無い)要素を取り入れて、笑いも涙も盛り込むなんて、凄いことだと思いません? 後の『逆境ナイン』や『無謀キャプテン』などより、テニスというスポーツを突き抜けているこちらのほうが全然いい。最近、作者のこの手の作品はないようなので、ライバル・赤十字の息子編とか描いてくれると、また燃えるんだけどなあ。