あらすじ生徒会執行部の合宿で長野の戸隠へとやってきた泉水子たち。しかし、愛馬・タビの不調の知らせをきっかけに、やがて真夏は神霊である真澄とともに消えてしまう。それを追う泉水子たちが出会ったのは…!?そして、ついに学園生活の中で姫神が降臨!彼女の口から語られる驚くべき事実とは!?
原作イラストを岸田メル氏が担当し、アニメ化もした作品。純和風ファンタジーで、巫女とか神楽とか山伏とか陰陽師とかそういうのがオンパレード。とはいえわかりやすいモンスターが現れてそれを退治するとかではなく、現実に在るとしたらこんな感じかもなという「ありそう」感や「地続き」感、目には見えないけどなんかヤバいのが近づいてきてる的なジャパニーズホラー感が独特の雰囲気を醸しています。 作画担当の琴音らんまる先生は数多くのコミカライズを手掛けていますが、「君の名は。」と比べてこの時は制作時間や人手が充実していたのか、非常に美麗で見ごたえのある漫画作品になっていると感じます。作品によって描き方を変えるというのも、きっと誰にでもできることじゃないですよね。