あらすじ優(ゆう)の秘められた力を巡り、汪宿を牛耳る“掌握派”と“封印派”が激しく衝突する。そして明らかになる、亡き父による禁忌の研究と忌まわしい記憶。優は縞子(しまこ)に別れを告げ、自ら封印されることを望む。だが、その決意と裏腹に“女王”の配下たちが、突如襲撃。優の呪われた力は、果てしなき争いを呼び続けるのか。北欧神話×日本神道の異色ファンタジー、禁忌の第9巻。