あらすじ

汪宿自衛隊基地の奥深くに秘匿された一振りの剣。魔剣・レーヴァティン。その剣の力を追い求め、汪宿の血に連なる自衛官、戦乙女(ヴァルキュリア)、そして怪異の者どもが激突する。激しい争奪戦の果てに、待つのは何か!? 北欧神話×日本神道の異色ファンタジー、乱戦の第6巻。アナザーサイドストーリー『テレストリアル クローズ』も収録。
セレスティアルクローズ(1)

母を喪い汪宿市へ帰郷した神渡優(みわたり・ゆう)。その前に現れたのは、謎の美少女・ラーズグリーズだった。二人の邂逅を導いたのは“極光の輝き”。だが、その煌きに魅かれるように正体不明の“異物”も蠢きだしつつあった……。圧倒的な脅威が迫る時、優とラーズグリーズが“ひとつ”に合わさる! 「ユーベルブラット」「ブロッケンブラッド」の塩野干支郎次が放つ、渾身のファンタジーアクション! 外伝『テレストリアル クローズ』も収録。

セレスティアルクローズ(2)

神渡優(みわたり・ゆう)に課せられた運命とは“戦乙女(ヴァルキュリア)”ラーズグリーズと共に闘い、共に生きる事だった。一方、何者かによる“謀”が密やかに進行し、優はその渦中へと巻き込まれていく……!! 北欧神話×日本神道の異色ファンタジー、動乱の第2巻。アナザーサイドストーリー『テレストリアル クローズ』も収録。

セレスティアルクローズ(3)

“戦乙女(ヴァルキュリア)”たちが集結する汪宿(おうすく)に、突如現れたのは優(ゆう)の兄・慎一郎(しんいちろう)だった。だが“破滅の因子”を巡る戦いは神渡(みわたり)兄弟の6年ぶりの再会や数多の人間の運命をも呑み込み、その激しさを増す。北欧神話×日本神道のファンタジーアクション、激動の第3巻。アナザーサイドストーリー『テレストリアル クローズ』も収録。

セレスティアルクローズ(4)

「戦乙女(ヴァルキュリア)、すなわち悪魔!!」断ずるは、突如現れた謎の祓魔師(エクソシスト)、銀蓮寺(ぎんれんじ)マリア。魔に近き地・汪宿を浄化せんと炎の剣を振るうマリアと“戦乙女”の眷族、神渡優(みわたり・ゆう)の運命が、交錯する!! 北欧神話×日本神道のファンタジーアクション、退魔の第4巻。アナザーサイドストーリー『テレストリアル クローズ』も収録。

セレスティアルクローズ(5)

人外の“謀”と人間の悪行の末に、古の巨狼の封印が解かれた。圧倒的な巨躯が、禍々しい咆哮をあげて汪宿を襲撃する。この危機的状況に対し、今“戦乙女(ヴァルキュリア)”と“祓魔師(エクソシスト)”が迎え撃つ!! 北欧神話×日本神道の異色ファンタジー、迎撃の第5巻。アナザーサイドストーリー『テレストリアル クローズ』も収録。

セレスティアルクローズ(6)

汪宿自衛隊基地の奥深くに秘匿された一振りの剣。魔剣・レーヴァティン。その剣の力を追い求め、汪宿の血に連なる自衛官、戦乙女(ヴァルキュリア)、そして怪異の者どもが激突する。激しい争奪戦の果てに、待つのは何か!? 北欧神話×日本神道の異色ファンタジー、乱戦の第6巻。アナザーサイドストーリー『テレストリアル クローズ』も収録。

セレスティアルクローズ(7)

謀略の末、魔剣・レーヴァティンを手にしたのは、女王の刺客・アルスルとグヴェンドリンだった。魔剣の力によって、汪宿に災厄をもたらした亡霊たちが、次々と復活してしまう。最悪の事態に、かつて“天狗姫”と呼ばれた“戦乙女(ヴァルキュリア)”が、愛した男の子孫を護るため、立ち上がる。悪霊の坩堝と化した汪宿で、数百年に亘る因縁と愛憎の戦いが、いま始まる!! 北欧神話×日本神道の異色ファンタジー、恩讐の第7巻。

セレスティアルクローズ(8)

義眼の封印が解かれ、暴走する優(ゆう)。圧倒的な力の奔流が、女王の刺客も、自衛隊の特殊部隊をも駆逐した。その事態に呼応するように、水面下の派閥闘争までも顕在化する。人の争いに翻弄される、神々の眷族たち。そして、強襲する異形の敵。果たして、これが最終戦争(ラグナロク)の引き金となるのか!? 北欧神話×日本神道の異色ファンタジー、破局の第8巻。

セレスティアルクローズ(9)

優(ゆう)の秘められた力を巡り、汪宿を牛耳る“掌握派”と“封印派”が激しく衝突する。そして明らかになる、亡き父による禁忌の研究と忌まわしい記憶。優は縞子(しまこ)に別れを告げ、自ら封印されることを望む。だが、その決意と裏腹に“女王”の配下たちが、突如襲撃。優の呪われた力は、果てしなき争いを呼び続けるのか。北欧神話×日本神道の異色ファンタジー、禁忌の第9巻。

セレスティアルクローズ(10)

“神”となった少年、神渡優(みわたり・ゆう)。果てしなき闘争に終止符を打つべく、彼は異界へと姿を消した。だが優を求め、米軍と自衛隊の混成部隊が、干渉を開始する。“戦乙女”は阻止せんとするも、謎の兵器セレスティアル・ギアが行く手に立ち塞がった。神の力を手中にせんとする欲望の群れが、怒濤のように押し寄せる。禁忌への誘惑が、最終戦争(ラグナロク)への火ぶたを切るのか……!?

セレスティアルクローズ(11)

絶対的な力を手中にした女王ニアブは、全世界へと宣戦布告をする。一方、女王から優を解放するべく、オージンと戦乙女たちが暗黒の宮殿へと向かう。そこに天使軍団、妖精王たちも参戦。世界の命運を決める、最後の戦いの火ぶたが切られた……!! 北欧神話×日本神道の異色ファンタジー、終演の第11巻。