剣道家の両親の下に誕生した夏木六三四(むさし)は、生まれながらの剣道小僧。六三四という名前は、現代の剣豪になれと、両親から願いをこめて命名されたもの。岩手山に見守られる街・盛岡を舞台に日々、剣道に明け暮れる。その中で出会う仲間・ライバルたち…。超熱血剣道巨編!!
日本一の剣士となった父・栄一郎とともに、六三四は奈良・柳生の東堂家を訪れる。そこで出会ったのは剣の鬼・東堂国彦に鍛えられた少年・修羅。その剣の力の前に完膚無きまでに敗れた六三四は、さらに強くなることを誓う。親子二代にわたる因縁で結ばれた、最強のライバル・修羅登場!
全日本剣道選手権準決勝、夏木栄一郎は、ライバル・東堂国彦の激烈な突きを受け、その衝撃が原因で帰らぬ人となる。三年後、六三四は母とともに岩手南部の山村に暮らしていた。スキーにのめりこむ六三四の部屋で、防具はすっかりホコリをかぶっている。六三四はこのまま剣道を捨ててしまうのか!?
北上少年少女剣道クラブに入門した六三四は、嵐子や仲間たちと小学生剣道日本一をめざす。県大会を制したのち、山にこもった五人は大自然の中、さらに強くたくましく成長する。そして、真夏の武道館全国大会会場で六三四は、最強の、そして懐かしいライバル修羅と再会し…。
全国大会で惜しくも敗れたライバル・修羅の打倒を目指し、中学生・高校生、さらには警察道場で、猛者たちを相手に「無茶修業」にうちこむ六三四。激しい稽古の中、六三四は亡き父・栄一郎と同じ上段の構えを身につけ、再び剣道日本一を目指す!
激しい稽古で練り上げた上段で、全日本少年剣道大会個人戦に臨む六三四。その前に有働や日高、全国の強豪たちが立ちふさがる。六三四の上段に最強のライバル・修羅の秘剣が炸裂!六三四と修羅……ふたりの勝負の行方は!?少年編クライマックス!!
六三四との勝負に異様な執念を燃やす男・乾俊一との対決をきっかけに、六三四は剣に迷いを生じてしまう。スランプから抜け出すために、武者修行に出る六三四。最初の行き先は、父親の母校・八雲学院大学剣道部。待ち受ける全国の猛者たちを相手に、六三四の剣は再び燃え上がるのか!?
全国武者修行の途中、六三四は熊本の洞穴に潜む剣の鬼・古川兵衛(ひょうえ)と出会う。強烈な二刀流殺人剣を前に、六三四の上段は敗れ去ってしまうのだろうか!?そして奈良ではついに、最強のライバルにして親友・東堂修羅との再会。二人の勝負の行方は…!?
全国武者修行から盛岡に戻り、翌年の大会に向けさらに剣に磨きをかける六三四。同じとき、六三四の母・佳代は、同僚の八重樫先生からの求婚に心が揺れていた…。「母っちゃの剣さ、みてえ!」六三四の言葉に佳代は、18年のブランクを越え、再び剣道日本一を目指す!!
高校最後の全国大会がはじまる。岩手の六三四、奈良の修羅、鹿児島の日高、東京の乾。ライバルたちは最強の座を目座し、それぞれに剣の力と精神を研ぎ澄ます。剣の道に生き、竹刀の一振りに全身全霊を注ぎ込む男たち!優勝は一体、誰の手に!?そして、六三四と修羅の決着は!?
現代の剣豪になれと、両親が願いをこめて命名した名前、六三四(ムサシ)。故郷の岩手山に見守られつつ、剣の道を突き進む!第29回小学館漫画賞に輝く、剣道コミックの金字塔。
6月3日の4時に生まれたから六三四という名前です。 斬新な名前の付け方ですよね。 剣道知らない人でも楽しめます。 アニメ化もされている、昭和のスポ根本格派剣道漫画だと思います。
学生時代に剣道をしていた時にちょうど連載していた漫画。六三四の剣と共に歩みながら稽古に励んでいた頃を思い出します。ライバルに勝つため、新しい技がでてきたらマネをしてみたりもしました。自分にとって、今でも心のバイブルとなっている剣道漫画の最高傑作だと思います。
6月3日の4時に生まれたから六三四という名前です。 斬新な名前の付け方ですよね。 剣道知らない人でも楽しめます。 アニメ化もされている、昭和のスポ根本格派剣道漫画だと思います。