あらすじ
197X年、円竜也(えん・たつや)とその姉・紀世子は、雷雨の夜、叔父・達磨博士の研究所に呼び出される。助手として応対した少年はギルガメッシュと名乗るが、当の叔父は病床から彼を殺せと囁く。謎が深まる中、ギルガメッシュが紀世子に手をかけた────!5千年前のミイラのクローン人間とは?古代シュメール文明の半神半人の王とは?世界最古の物語・ギルガメッシュ叙事詩を基にしたSF大河ロマン、衝撃の幕開け!
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197X年、円竜也(えん・たつや)とその姉・紀世子は、雷雨の夜、叔父・達磨博士の研究所に呼び出される。助手として応対した少年はギルガメッシュと名乗るが、当の叔父は病床から彼を殺せと囁く。謎が深まる中、ギルガメッシュが紀世子に手をかけた────!5千年前のミイラのクローン人間とは?古代シュメール文明の半神半人の王とは?世界最古の物語・ギルガメッシュ叙事詩を基にしたSF大河ロマン、衝撃の幕開け!
197X年、円竜也(えん・たつや)とその姉・紀世子は、雷雨の夜、叔父・達磨博士の研究所に呼び出される。助手として応対した少年はギルガメッシュと名乗るが、当の叔父は病床から彼を殺せと囁く。謎が深まる中、ギルガメッシュが紀世子に手をかけた────!5千年前のミイラのクローン人間とは?古代シュメール文明の半神半人の王とは?世界最古の物語・ギルガメッシュ叙事詩を基にしたSF大河ロマン、衝撃の幕開け!
MCUのエターナルズを見てギルガメッシュにドハマリしてしまいました。自分の中でギルガメッシュのイメージと言えばFateシリーズのあのひとだったのですが、それが一気に塗り替えられんばかりのギルガメッシュでした。 ギルガメッシュってやっぱいいな〜と思って色々調べていたら50年ほど前に石ノ森章太郎が描いたギルガメッシュがあることを知った次第です。 というかエターナルズの原作とほぼ同時期に描かれていたというのも、偶然なんでしょうけどびっくりしました。 ストーリーは5000年前に死んだギルガメッシュのミイラが見つかり、そのクローンを作った(しかも10人)ことでとんでもなくややこしいことになっていくという、古代を統べたギルガメッシュが現代に蘇る転生ネタです。 ギルガメッシュのアツいポイントと言えば半神半人設定(厳密には2/3が神)。本作のギルガメッシュも人の心を顧みないかなりダークな超越存在として登場しますが、主人公の竜也・紀世子姉弟とコミュニケーションするなかで人間らしい姿を見せたり。 そうした定命の存在との関わりや、最初は古代史モノかと思いきや宇宙人モノになっていくところなど、結構エターナルズともリンクするポイントがあったりします。古代人=宇宙人説が存在感を持っていた時代なんですかね。 石ノ森ギルガメッシュがどんなキャラクターになっていくのか楽しみに読み進めたいです。