あらすじクライネ教圏とアサラミ教圏の戦いは、“黒太子(こくたいし)”ヴァド率いるアサラミ教圏・ラグムル帝国の侵攻によって、その火蓋が切っておとされた。対するは、首尾よく皇弟シャロヌを追放した聖ランネット帝国皇帝ファティマ。戦いはファティマの描いた作戦通りに運び、窮地に立たされるヴァド。一方、ティカは魔導師・グルジエフとの旅の途中、聖ランネット帝国から追放されたシャロヌと出会う。両親の仇であることを知り、憎しみの炎を燃やすティカ。しかし、シャロヌの話を聞くうち、共に歩むことを決意するのだが……。