あらすじ聖ランネット帝国皇帝直属のスラグ師団を倒したティカは、シバト王国を追われ、武術師範のサラン、幼馴染みの少年・ルアとともに国外へと逃れる。「望みの海」と呼ばれる、広大な砂漠地帯を西に向かう一行。途中、盗賊に襲われていたティカ達を救ったのは、ラグムル帝国第96王子ヴァド。“黒太子(こくたいし)”と呼ばれ、民衆の支持を集める彼こそ、次期ラグムル帝国皇帝候補と目される人物であった。