あらすじ

菊華・殺戮の仇を討つため、紋乃丞(もんのじょう)と竜二(りゅうじ)が「血゛獄一家(ぢごくいっか)」の本拠地にのり込んだころ、東京では捕らえていた刺客が処刑される事件が起こった。紋乃丞たちはまず、処刑人である血゛獄一家親衛隊長・加瀬美鈴(かせみすず)に狙いをしぼった!地元のチンピラから聞き出した情報から美鈴の素性を探っていた紋乃丞たちは、意外すぎる事実を知る――!!
ヤンキー烈風隊 1巻

20以上の学校で退学転校をくり返し、素手のタイマンじゃ負けしらず、女にホレたら命がけ、トッポい顔のスゴイ奴――そいつの名は門田紋乃丞(もんだもんのじょう)!!伝説の超硬派暴走族“烈風隊”をめぐって、紋乃丞が極悪暴走族“ブラック・ツェッペリン”を相手に大あばれ!!愛車DJ-Rにまたがってペケペケペケっと登場!

ヤンキー烈風隊 2巻

トッポい顔したスゴイ奴、門田紋乃丞(もんだもんのじょう)は伝説の超硬派暴走族“烈風隊”の総隊長をまかされた。その紋乃丞の前に敵対する極悪暴走族“ブラック・ツェッペリン(黒ツェッペ)”の総長で花岡(はなおか)組組長の一人息子・竜二(りゅうじ)が現われた!日本刀を手に街中を捜し回る竜二と紋乃丞の遭遇に、血生臭い波乱は必至だ!!

ヤンキー烈風隊 3巻

門田紋乃丞(もんだもんのじょう)の前に、極悪暴走族“ブラック・ツェッペリン”総長・花岡竜二(はなおかりゅうじ)が現れた。関東最大の暴力団、花岡組組長を父にもち、親の威をかり非道のかぎりをつくす竜二に、紋乃丞の怒りの鉄拳が炸裂!この一件で花岡組組長に呼び出された紋乃丞の運命は……!?

ヤンキー烈風隊(4)

門田紋乃丞(もんだもんのじょう)は、関東最大の暴力団・花岡(はなおか)組組長宅で暴れまくり花岡連合の北原三津男(きたはらみつお)にケガをさせてしまった。そのことに怒った北原組組員で、悪党暴走族“紅龍(こうりゅう)”の元斬り込み隊長・角川俊明(すみかわとしあき)が、紋乃丞の命をとりに現れた!北原を慕い、その面子を守るためだけにたった独りでやって来た角川の心意気に、紋乃丞もとっておきの男気で応える!!

ヤンキー烈風隊(5)

北原(きたはら)組組員・角川(すみかわ)に刺された紋乃丞(もんのじょう)は、奇跡的に一命をとりとめ無事に退院した。そして数日後の深夜、門田紋乃丞の烈風隊入隊式および二代目総隊長就任式がおこなわれることになり、若き烈風隊烈士47名が全員集結した!!大々的に紋乃丞を迎え、改めて烈風隊が始動した矢先、紋乃丞の特攻服を内緒で持ち出した卍の鉄(てつ)が新たな火種を撒き散らす――!!

ヤンキー烈風隊(6)

紋乃丞(もんのじょう)の特攻服を盗み、紋乃丞になりすましていた卍の鉄(てつ)は、凶悪暴走族“菊華連合(きっかれんごう)”にボロボロにやられてしまった。その場にのりこんだ紋乃丞は“菊華”総長の近藤(こんどう)を速攻でぶっ倒してしまう。さらに“菊華連合をつくった男”初代総長の岩倉猛(いわくらたけし)の登場、そして紋乃丞が放った一言が事態を激化させる……!!烈風隊vs.菊華の全面戦争突入か!?

ヤンキー烈風隊(7)

菊華連合総長・岩倉猛(いわくらたけし)に強烈なヤキをいれられた紋乃丞(もんのじょう)は、何度倒されても起きあがり自分自身にケジメをつけた。烈風隊の名誉と特攻服を、自らの身体で守りとおした紋乃丞の男気に惚れこんだ岩倉が、東堂力也(とうどうりきや)の前に現れた!そして岩倉が宿命のライバルに告げたのは突然の“族引退”宣言!!その理由とは――!?

ヤンキー烈風隊(8)

烈風隊の新親衛部長となった花岡竜二(はなおかりゅうじ)は、以前に暴行(ヤキ)をくわえた赤坂(あかさか)ミチに対して、自らの頬を切り裂き責任(ケジメ)をつけた。そんな竜二の男気に惚れたミチの告白によって二人は恋人同士に。しかし、ミチに熱をあげている竜二の命を狙って、S県下一の規模を誇る硬派暴走族連合体「殺戮同盟(さつりくどうめい)」に属する新興暴走族“群雄蜘蛛(スパイダー)”が動きはじめた!

ヤンキー烈風隊(9)

烈風隊親衛部長の花岡竜二(はなおかりゅうじ)は、東京進出を狙う新興暴走族“群雄蜘蛛(スパイダー)”の野口(のぐち)と唐沢(からさわ)の二人組にドテッ腹を刺され重傷を負った。舎弟分の竜二を刺された紋乃丞(もんのじょう)は、2人にかりをかえすため群雄蜘蛛の本拠地S県に単身のりこんだ!だが、烈風隊幹部の白沢(しらさわ)たち、さらに岩倉(いわくら)も卍の鉄(てつ)を連れ、野口と唐沢を捜していて……。それぞれの思惑はからみ合い、深夜の白竜山山頂に集結する!!

ヤンキー烈風隊(10)

舎弟分の竜二(りゅうじ)を刺された紋乃丞(もんのじょう)は、竜二の仇を自らとるため“群雄蜘蛛(スパイダー)”の2人組を白竜山の山頂に追いつめた。しかしその場に、ドテッ腹を刺され絶対安静の竜二が現われ、卍の鉄(てつ)や白沢(しらさわ)と共に2人にむかって刃物(ヤッパ)を抜いた!!観念した2人を前に一件落着……かと思いきや、岩倉(いわくら)や白沢の考えに納得できない紋乃丞が思わぬ行動にでた!

ヤンキー烈風隊(11)

群雄蜘蛛(スパイダー)の野口(のぐち)と唐沢(からさわ)に刺された竜二(りゅうじ)の仇をとるため、紋乃丞(もんのじょう)は二人を完全にぶちのめし、竜二個人に対してのケジメはとった。しかし紋乃丞は、烈風隊に売られたケンカのケジメをつけるため群雄蜘蛛の総長・柏木(かしわぎ)になぐりこみをかけた!しかし、この行動が群雄蜘蛛の属する“殺戮同盟”総裁・国木田晴臣(くにきだはるおみ)を動かす――!!烈風隊と殺戮同盟、全面戦争開始か!?

ヤンキー烈風隊(12)

“群雄蜘蛛(スパイダー)”の総長・柏木(かしわぎ)をぶちのめした紋乃丞(もんのじょう)は柏木の属する“殺戮同盟”総裁の国木田(くにきだ)との全面対決となった!その抗争の直前に竜二(りゅうじ)と鉄(てつ)の入隊式がおこなわれ、「契り」の儀式で酔って倒れた紋乃丞の前に、国木田率いる殺戮同盟が現われた!!紋乃丞を生き残らせるため、白沢(しらさわ)は「烈風隊二代目・門田紋乃丞」を名のり国木田に相対するが……!?

ヤンキー烈風隊(13)

“殺戮同盟”総裁の国木田(くにきだ)が紋乃丞(もんのじょう)をたたっ斬ろうとしたところへ、烈風隊の友好チームが次々に集結し、緊迫した事態はひとまず一件落着となった。だが、怒りのおさまらぬ国木田が次の日に紋乃丞のもとにのりこんできた!日本刀を手にした国木田が紋乃丞に出した条件は二つ――そこには国木田の意外な思惑が隠れていた!!果たして国木田の条件とは!?そしてその真意とは……!!?

ヤンキー烈風隊(14)

烈風隊と殺戮同盟の抗争を、紋乃丞(もんのじょう)は国木田(くにきだ)とのタイマン勝負によりケリをつけ、この騒動に終止符をうった。だが、ある日菊華連合の波島(なみじま)、さらには近藤(こんどう)までもが何者かによって刺される事件が起きる!その知らせを受けた烈風隊に衝撃が走るなか、正体不明の刺客は次の獲物を狙ってすでに動き始めていた――!!果たして恐怖の闇討ち男の正体とは……!?

ヤンキー烈風隊(15)

波島(なみじま)につづき菊華の近藤(こんどう)、殺戮の国木田(くにきだ)も謎の刺客の刃に倒れた。烈風隊に捕らえられたその男は、武闘派軍団「血゛獄一家(ぢごくいっか)」の斬り込み隊長であった!仇を討つため遺言を残し、竜二(りゅうじ)と二人で遠州に乗り込んだ紋乃丞(もんのじょう)は、そこで血゛獄一家の平隊員にケンカを売るレディース姉妹に出会い、血゛獄一家の恐ろしき掟を知る!!紋乃丞たちの運命は!?

ヤンキー烈風隊(16)

菊華・殺戮の仇を討つため、紋乃丞(もんのじょう)と竜二(りゅうじ)が「血゛獄一家(ぢごくいっか)」の本拠地にのり込んだころ、東京では捕らえていた刺客が処刑される事件が起こった。紋乃丞たちはまず、処刑人である血゛獄一家親衛隊長・加瀬美鈴(かせみすず)に狙いをしぼった!地元のチンピラから聞き出した情報から美鈴の素性を探っていた紋乃丞たちは、意外すぎる事実を知る――!!

ヤンキー烈風隊(17)

血゛獄一家(ぢごくいっか)の本拠地にのり込み、まず親衛隊長の加瀬美鈴(かせみすず)に強烈なオシオキ(くちづけ)をした紋乃丞(もんのじょう)は、真梨(まり)への口止めのため竜二(りゅうじ)に寿司をオゴるはめになった。そこへ血゛獄一家の客人2人が姿を現し……このチャンスを見逃す紋乃丞じゃない!一方、紋乃丞たちを追ってきた卍の鉄(てつ)は血゛獄一家の特攻隊長・森田石松(もりたいしまつ)に遭遇してしまい……!?

ヤンキー烈風隊(18)

総勢140名もの大軍団が待つ血゛獄一家(ぢごくいっか)の本拠(アジト)へ、竜二(りゅうじ)と2人きりでカチ込みをかけた紋乃丞(もんのじょう)は「男」のスジを通すためにも、血゛獄一家相手に総長(アタマ)同士のサシの勝負を求めた。だが総長は、既に位牌となっていた!事情をのみ込めない紋乃丞たちに加瀬美鈴(かせみすず)が語ったのは、全国の族を一つにすることを夢見た男・加瀬建城(けんじょう)の壮絶な最期だった――!!

ヤンキー烈風隊(19)

自らの命を投げだし、静岡の族を統一した“血゛獄一家(じごくいっか)”の総長・加瀬建城(かせけんじょう)の話を聞いた紋乃丞(もんのじょう)は、その男気を認め、改めて実質的総長(トップ)の大田黒(おおたぐろ)に素手のタイマン勝負を申し込んだ。しかし、大田黒の代わりに勝負を買って出た特攻隊長・森田石松(もりたいしまつ)が紋乃丞に立ちはだかった!そしてケジメを賭けたこの勝負は、ある人物の存在でさらにヒートアップする!!

ヤンキー烈風隊(20)

血゛獄一家(ぢごくいっか)との戦いに素手ゴロで決着をつけた紋乃丞(もんのじょう)は、勝利をおさめたものの、高熱で意識不明となり加瀬美鈴(かせみすず)の邸宅に運ばれた。そのころ、紋乃丞を血゛獄一家の総長に迎えるため如月(きさらぎ)と石松(いしまつ)が、烈風隊本拠地を訪れていた!!さらに紋乃丞とともに軟禁状態にある竜二(りゅうじ)を救出するために花岡連合までもが動き出して……!?

ヤンキー烈風隊(21)

加瀬美鈴(かせみすず)の銃弾を胸にうけた紋乃丞(もんのじょう)は、竜二(りゅうじ)によって東京の病院に運ばれた!!一方、竜二の父、花岡連合会長・花岡虎造(はなおかとらぞう)が二代目会長に紋乃丞を指名してこの世を去っていった。絶対的な権限を持つ会長の遺言によって突如、紋乃丞を中心に勃発した花岡連合二代目会長の座をめぐる争い!はたして紋乃丞は跡目を継ぐことになるのか!?

ヤンキー烈風隊(22)

竜二(りゅうじ)の父の遺言で、花岡連合二代目会長に指名された紋乃丞(もんのじょう)。だが、その座を我が物にしようと、連合の最高顧問・橋爪侠太郎(はしづめきょうたろう)が紋乃丞に刺客を送った!!なんとか凶弾を逃れた紋乃丞は、自分を襲った殺し屋・鳳丸(ほうがん)のいる新宿へと向かう!!タクシーの運転手になりすました紋乃丞と鳳丸を乗せたタクシーが向かう先は……!?

ヤンキー烈風隊(23)

紋乃丞(もんのじょう)は、橋侠(はしきょう)組の刺客“張く鳳丸(はるくほうがん)”と川の中で素手ゴロのタイマン勝負を挑み、そして関東花岡連合の二代目会長の襲名を決意した!しかしヤクザの大親分になってしまった紋乃丞に対して、烈風隊面々の心中は複雑。それでも烈風隊に対し変わらぬ愛情を抱く紋乃丞は、総隊長の座を投げ打ってでも烈風隊を続けたいと鬼の三人衆に頼みこむが……!?

ヤンキー烈風隊(24)

ヤクザの親分となった紋乃丞(もんのじょう)は竜二(りゅうじ)と共に烈風隊を離れることになった。一方、東京進出を狙う関西のU組と花岡連合の間で、つまらぬ交通事故を発端に、いよいよ抗争がはじまろうとしていた!紋乃丞の首を狙うU組は、黒豹組の豹藤(ひょうどう)を刺客に送り込み、手始めに烈風隊親衛部副長・赤城(あかぎ)を的にかけた!忍びよる黒豹組の魔の手に、紋乃丞はどう出るのか……!?

ヤンキー烈風隊(25)

関西U組と花岡連合の抗争は烈風隊をも巻きこみ、U組に雇われた黒豹組と烈風隊の間で戦いが始まった……!!一方、紋乃丞(もんのじょう)と竜二(りゅうじ)は大阪でU組の若頭・斉樹竜馬(さいきりょうま)と対峙していた。はたして紋乃丞たちに勝算があるのだろうか!?さらには突然現れた謎の二人組が、斉樹のボディーガードたちを刺して乱入してきた!!彼らはいったい何者なのか――!?

ヤンキー烈風隊(26)

花岡連合会長である紋乃丞(もんのじょう)は、淀川の水上で大阪U組総長・紅塚(べにづか)と会見することになったが、その最中、九州S会の襲撃に遭ってしまった!水の中へ放り出された紋乃丞は意識不明のまま、偶然にも九州行きフェリーに引っかかり、鹿児島へとたどり着く。そして地元のレディース「華恋(かれん)」の総長・ユウ子に助けられたが……な、なんと!意識を取り戻した紋乃丞はすべての記憶を失っていた!!

ヤンキー烈風隊(27)

襲撃により淀川から行方不明になった紋乃丞(もんのじょう)は、鹿児島県S市にその姿を現したが記憶喪失になっていた!一方、同市では元“紅龍(こうりゅう)”の総長・倉田清輝(くらたきよてる)のハッタリによってニセ烈風隊の九州支部が旗上げされようとしていた!!さらに、烈風隊総本部の斬り込み隊長を名乗る倉田に出会った紋乃丞は、自分の正体が烈風隊の平隊員・田嶋鉄(たじまてつ)だと信じ込まされて……!?

ヤンキー烈風隊(28)

ついに記憶をとり戻した紋乃丞(もんのじょう)!彼が生きていることを知った竜二(りゅうじ)と烈風隊の面々は鹿児島へ向かった!!しかしそこには県内制圧を狙う地元の硬派暴走族“破壊族(クラッシュ)”が、さらに九州最強と言われる熊本の“似瞳魯(ニトロ)”まで出てきて……!!烈風隊の総隊長(アタマ)、さらには花岡連合の会長の座にまでのぼりつめた伝説の男・門田紋乃丞の物語が今、ここに完結!!!