あらすじたけしが突然死んじゃった!?医学的には治すことのできない謎の病“リーだら病”。それに冒されたたけしは、脳から正常な信号が送られなくなり悪魔超人に変貌する可能性が…。仲間たち一行は、たけしの体内に潜入し病の元凶である脳に直接説得を試みることに。宇宙人・足マンの超能力でたけしを巨大化させ、馬場、ゴン蔵、月彦が体内に潜入…したまではよかったが!?
ジャンプに連載されているオッサン顔の漫画くらいに思っていたら、小学校だか中学校のクラスメイトが好きと言っていて驚いた。 「おもしろいじゃん、たけし」 と彼は言っていた。別の子は「たァけェすィ」の言い方を真似してよく言っていた。 たけしには、あの年代の少年たちの心に刺さるものがあったらしい。 読み直してみたら、少年たちにウケた理由がわからないでもない。 7歳児が7歳児を心配したり、ボコスカしたり、少年誌でそんな台詞いいんですか?!な台詞を発したり。 勧善懲悪モノにもみえるけど、根本はリーダーでありたいという欲望。 リーダーの基準は父親が提示してくれた「物事を平等に判断できる心を持っているか」「相手の心を感じられるか」。 等身大でなく、ちょっと大人びたかっこよさを感じる。見た目はオッサンだけども。 添付はクラスで話題になっていたシーン。 第二次性徴期のとまどいを「ダンディー」で終わらせるたけし。たしかにかっこいい。 うろ覚えだったけど、まさか第一話のシーンとは思わなかった。