あらすじもはやとどまることを知らない相棒犬・小次郎とたけしの圧倒的なリーダー的存在感!イヌ選手権、ヒゲリンピック、夏祭り、巨大ゴキブリ退治…。スポーツと友情を熱く描いた[熱闘!マメマメタイガース―少年野球(?)編―]も完全収録したワイド判第3巻もジャンプコミックス約2冊分の超絶ボリューム!1、2巻に引き続き“しまぶーの語り”“キャラクター履歴書”といったおまけページも大充実!たけしのお母さんも登場するゾ…!!
ジャンプに連載されているオッサン顔の漫画くらいに思っていたら、小学校だか中学校のクラスメイトが好きと言っていて驚いた。 「おもしろいじゃん、たけし」 と彼は言っていた。別の子は「たァけェすィ」の言い方を真似してよく言っていた。 たけしには、あの年代の少年たちの心に刺さるものがあったらしい。 読み直してみたら、少年たちにウケた理由がわからないでもない。 7歳児が7歳児を心配したり、ボコスカしたり、少年誌でそんな台詞いいんですか?!な台詞を発したり。 勧善懲悪モノにもみえるけど、根本はリーダーでありたいという欲望。 リーダーの基準は父親が提示してくれた「物事を平等に判断できる心を持っているか」「相手の心を感じられるか」。 等身大でなく、ちょっと大人びたかっこよさを感じる。見た目はオッサンだけども。 添付はクラスで話題になっていたシーン。 第二次性徴期のとまどいを「ダンディー」で終わらせるたけし。たしかにかっこいい。 うろ覚えだったけど、まさか第一話のシーンとは思わなかった。