伏見紀人(ふしみ・のりと)の学園生活は退屈そのもの。だが彼には「漫画家になる」という夢があった。やってきた夏休み渾身の一作を携えて憧れの「トーラス」編集部を訪れるも評価はボロボロ。落ち込む伏見だったが、夢にかける思いは衰えない。一方不思議な力を持つ少女・石堂凛(いしどう・りん)。彼女もまた自分の居場所を見つけようともがく日々を送っていた。伏見と凛、二人が出会うとき、壮絶な運命の扉が開く!!!
『BECK』ハロルド作石最新作!憧れの雑誌「トーラス」が主催する新人漫画家の登竜門、「沢村叡智(さわむら・えいち)賞」に入賞し、生まれて初めて自分の漫画を認められた伏見(ふしみ)。だが彼と同じ高校2年生にして大賞を受賞した「10年に一人の逸材」瀧(たき)カイトら眩いばかりの才能をもつライバルに接し、己の実力不足を痛感する。夢と現実、絶望と歓喜。二つの運命が交錯する!
高校3年生。将来が決まる、勝負の年。伏見紀人(ふしみ・のりと)は、自分のすべてを鍛え直す覚悟を決めた。そんな彼に、担当編集は告げる。「君に勝算あり……ただし、路線変更を受け入れるなら!」漫画の頂は遥か。目の前には分かれ道――どうする伏見!?『BECK』『ゴリラ―マン』ハロルド作石最新作!起の1巻、承の2巻‥‥‥‥転転転転転転転転転転転転の第3巻!!
「おれの人生に現れる2人の女。選択を誤れば……地獄!?」悩んでも、立ち止まっても、道は前にしかない。伏見紀人(ふしみ・のりと)17歳――決断の時!
かつて母を奪った病が、姉に遺伝。「いつか自分も……」過酷な運命に追い立てられて、伏見紀人(ふしみ・のりと)の作画ペースは上がる一方だった。そんな中、またもあのカラスが現れる。その口から発せられる啓示とは……?そして夏休みが明けて数日、ついに新作『ファヴェーラからの転校生』が完成。目指すは新人漫画家の登竜門・沢村叡智(さわむら・えいち)賞、果たしてその結果は!!?希代のストーリーテラーが仕掛ける「超展開」は先読み絶対不可能!!!
記憶の奥底で視た少女は何者か――――?謎の答えを求め、伏見(ふしみ)は凛(りん)の住む島へ向かう。そこで待ち受けるは、7年に一度の奇祭に祀られた荒ぶる神々。伏見と凛の運命が、いま激しく動き出す!!!『BECK』『ゴリラーマン』のハロルド作石が仕掛ける、「底知れぬ」物語――新章「神森祭」編スタート!!!
七年に一度の奇祭「神森(こうのもり)祭」。石堂凛(いしどう・りん)は“人喰い神”の御座(みくら)たる奇岩を前に、その不思議な“力”を解き放つ。「肉体は魂の乗り物にすぎない」――彼女が語る神森祭の真の姿とは、そして伏見(ふしみ)のもつ宿命とは……!?さらには、“漫画界の巨人”が遺した謎の言葉「TORUS(トーラス)」の意味がついに明かされる!!?
神森(こうのもり)祭最終日。祭りのクライマックスに湧く人々をよそに、伏見(ふしみ)と凛(りん)は犬井(いぬい)兄弟の策略に嵌り、満ち潮により孤島と化した海姫(うみひめ)島に取り残されてしまう。身柄を押さえられた上に携帯電話も奪われ、成すすべもない二人。凛は伏見の解放と引き換えに、自らの身を差し出そうと、犬井兄弟と共に“人喰い神”の御座たる奇岩へと立ち去るのだった。残された伏見は……!?
メジャー少年誌「トーラス」での連載権獲得を目指し、6人の若き漫画家が魂を削る。勝利者は一人きり。ヤングライオン達の夢に満ちた、残酷な闘いが始まる――!!! 次世代作家による熱き漫画バトル「ヤング・ブル杯」編スタート!
伏見に訪れた、人生最大の挫折。描きたいことが描けない……。焦る気持ちとは裏腹に、時間だけが過ぎ去っていく。それでも、真っ白な原稿用紙に描き出すのは、いつだって自分しかいないんだ。立ち上がれ!!!
尊敬する超一流漫画家・水野 亨(みずの・とおる)の下でのアシスタント生活。地道でハードな毎日が、行き詰っていた伏見(ふしみ)の技術と精神を徐々に変えてゆく。そして迎えた、人生最大の窮地! 次の企画が成功しなければ、伏見の漫画家への道は閉ざされてしまう……。さあ、鍛え上げた“漫画力”を解放する時がきた。全身全霊でつかめ、物語があふれ出す瞬間を!!!
「漫画家になる」夢を叶えた伏見(ふしみ)。憧れのトーラスでライバルや恩師たちと同じ舞台に立った今、渾身の作品『リメンバー』にひたすら心血を注いでいく。だが、連載開始を控えた彼のもとに二人の少女から連絡が。“運命を感じる少女”石堂凛(いしどう・りん)と、“かつて憧れていた少女”本多明日菜(ほんだ・あすな)からだった。「どちらかを選べば救われ、どちらかを選べば地獄に落ちる」……選択の時は、すぐ眼前にまで迫っていた。決断の先に待つ未来は――!?
伏見紀人(ふしみ・のりと)と瀧(たき)カイト、若き2人が繰り広げる漫画バトルは、人気雑誌「トーラス」の看板作家の座を懸けた新局面に。魂を削り、原稿用紙に刻む。過酷な創作の現場は、限界を超えて――。『BECK』『ゴリラ―マン』ハロルド作石が描く「破格」の漫画家ストーリー、最終章へ――!!!
すべての謎が明らかに!!! 伏見vs.瀧、ついに決着! トーラス新年号表紙を描くのは誰だ? 一方、「紀王=伏見」と「ユリ=凛」、時を超えた“魂の絆”が導く運命とは――。すべての謎と伏線が明らかになる、感動の最終巻!!! ハロルド作石“幻のデビュー読み切り”『そうはいかん』『君は虎の目をしていた』も特別収録!!!
読むと必ず、思い出す漫画は「バクマン」です。 設定とかもかなり似ているのですが、本作は、漫画×超能力という意外な組み合わせの作品です。 スピリチュアルな要素は強いですが、ストーリーがとてもよく練られています。 ハロルドさんの作品は女の子がとても可愛いという点も忘れてはいけません。 完成度非常に高いです。
※ネタバレを含むクチコミです。
音楽マンガ「BECK」のマンガ版という感じの印象で、気弱な青年がマンガ家として成長していく姿を描く展開で話が進む。ヒロインはスピリチュアルな能力を持つ少女なのだが、後半からこのスピリチュアルが前面に押し出され、多くの読者が置いてけぼり状態に…。そのせいで人気が出なかったのか、結局打ち切りっぽい感じで終わってしまった。雰囲気はとても好きだっただけに、残念だったが、そのスピリチュアル要素は別作品の「7人のシェイクスピア」「7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT」では上手くハマっていて、存分に活かされている。
読むと必ず、思い出す漫画は「バクマン」です。 設定とかもかなり似ているのですが、本作は、漫画×超能力という意外な組み合わせの作品です。 スピリチュアルな要素は強いですが、ストーリーがとてもよく練られています。 ハロルドさんの作品は女の子がとても可愛いという点も忘れてはいけません。 完成度非常に高いです。