あらすじ

剣に生きた道の果て極限の武闘演技、ここに完結!!!――決着へと向かう大亀(おおがめ)流と無宝(むほう)流の戦い。伊織(いおり)は天下無双の男・陣介(じんすけ)と、善丸(ぜんまる)は裏切り者・九条(くじょう)と、命と誇りを懸けて激戦を繰り広げる。そして、因縁の相手・乱丸(らんまる)との戦いを制した我間(がま)は、己の「答え」を求め父の下へ――。全ての結論は、終戦と共に明らかになる!!
我間乱~GAMARAN~ 1巻

切り捨て御免、禁じ手無しの極限武闘活劇(アルティメット・クロニクル)!!最強は誰だ!?――江戸中期。力のほかに信じるものなく、戦に狂うほか生きる術を知らぬ業深き武芸者どもが集う藩(くに)があった。その名を“鬼の巣”、海原(うなばら)藩――。「最強は誰か」を競う海原大仕合で、命知らずの者どもの戦いが始まる!!

我間乱~GAMARAN~ 2巻

武芸者たちが集う“鬼の巣”海原(うなばら)藩。天下無双を決めるため、三十一の流派が競う“海原大仕合”が始まった!!まずは、四流派での潰し合い。一人で参加した大亀(おおがめ)流・黒鉄我間(くろがね・ガマ)の次なる相手は『狂弓』中泉(なかいずみ)流!!初戦で深手を負った我間は、弓を相手に剣でいかに立ち合うのか!?

我間乱~GAMARAN~ 3巻

命を落とすことも厭わず、心・技・体、己の全てを賭して“武”の鬼達が挑む“海原(うなばら)大仕合”。第1回戦で2勝したものの、たった一人で死闘を演じ続ける黒鉄我間(くろがね・ガマ)は、その傷が癒えぬうちに内臓破壊の体術を操る鏡千(きょうせん)流と激突!鏡千・大丸(だいまる)兄弟の手段を選ばぬ猛攻に、我間は!?

我間乱~GAMARAN~(4)

武芸者達が集う“鬼の巣”海原(うなばら)藩で三十一流派が天下無双を競う“海原大仕合”。長刀の天幻(てんげん)流、弓の中泉(なかいずみ)流、体術の鏡千(きょうせん)流と、三流派との激闘をただ一人で勝ち上がってきた我間(ガマ)。しかし続く二回戦、今の実力で近いうちに訪れるは“死”!?必中必殺、雷電型(イカヅチノカタ)三式を修めよ!

我間乱~GAMARAN~(5)

日本刀vs.鎖鎌vs.忍術――最強武術決定戦!!!三つ巴のバトル開始!!――最強を競う“海原(うなばら)大仕合”は2回戦、藩主候補の首を懸けた戦いとなった。勝ち上がった十流派は全て猛者ぞろい。大亀(おおがめ)流は、鎖鎌の使い手“皆殺し”の卍卍(かさねまんじ)流に急襲される!さらには忍術を操る魂隠(たまがくし)流からの攻撃で、直善(なおよし)を護りながらの戦いは、三つ巴の死闘となる……!

我間乱~GAMARAN~(6)

卍卍(かさねまんじ)流、魂隠(たまがくし)流の急襲を乗り切るも、未だ3回戦進出を果たせずにいる大亀(おおがめ)流。伊藤乱丸(いとう・らんまる)が引き合わせた次なる敵は、槍使い“四神槍”を擁する明神(みょうじん)流!我間(ガマ)の父、陣介(じんすけ)との因縁を持つという。さらに主君は唯一、直善(なおよし)が心を許す弟、直勝(なおかつ)だった!各々が譲れぬ因縁の勝負開始!!

我間乱~GAMARAN~(7)

海原(うなばら)大仕合二回戦。相手は“槍”の明神(みょうじん)流。一対一(サシ)の対決、初戦は我間(ガマ)対、重量級の槍を扱う“鬼断(オニダチ)”御堂(みどう)。続いて我間の兄弟子、善丸(ぜんまる)対、“紅抜(ベニヌキ)”榊原(さかきばら)。変形穂先の槍を自在に操る榊原に善丸は苦戦を強いられる。だが善丸には負けられない理由があった……!

我間乱~GAMARAN~(8)

“千人斬り”黒鉄陣介(くろがね・じんすけ)、登場!!ついに我間(ガマ)vs.乱丸(らんまる)が開戦!勝つのは血を受け継ぎし者か、それとも技を受け継ぎし者か!?――明神(みょうじん)流の敗北宣言を受け、海原(うなばら)大仕合2回戦勝利と思われた矢先、無宝(むほう)流が直善(なおよし)を連れ去ろうと大亀(おおがめ)流を包囲した!無宝流の仲間になるか、さもなくば死……!?そして海原大仕合にも異変が……!

我間乱~GAMARAN~(9)

突然の海原(うなばら)大仕合終結。仕合そのものが我間(ガマ)の父・陣介(じんすけ)の野望、国を盗るための布石だった……。その野望のため、直善(なおよし)を連れ去ろうとする「無宝(むほう)流」に完膚なきまで打ちのめされた我間。直善を取り戻すため、今以上に強くなることを決意する!“究極の強さ”を求め、大亀(おおがめ)流聖地「戎簾(じゅうれん)の里」で修行開始!

我間乱~GAMARAN~(10)

大亀(おおがめ)流当主の座をめぐり、真ノ丞(しんのじょう)と伊織(いおり)が激突!しかし戦いは結果を見ぬまま水入りに。伊織は我間(ガマ)に、“師としての最後の言葉”を残して流派を離脱する。それぞれ違う道を歩み始めた大亀流の面々。全ては直善(なおよし)の奪還と、打倒・陣介(じんすけ)のために。「戎簾(じゅうれん)の里」での我間と善丸(ぜんまる)の修行も、新たな指南役・可士太郎(かしたろう)の下で本格的に再開!

我間乱~GAMARAN~(11)

無宝(むほう)流との間に一年間の休戦協定が結ばれて以降、大亀(おおがめ)流の面々は修行の日々を送っていた。ところが休戦期間終了間際に、無宝流に奇襲を仕掛けられる。今こそ、戎簾山(じゅうれんさん)での厳しい修行の成果を見せる時!無宝流当主・陣介(じんすけ)も現れ、大亀流はさらなる窮地に立たされる。「くだらねぇ剣士になってやがったら、この場で殺すぜ我間(ガマ)――……」

我間乱~GAMARAN~(12)

「数多の仲間や敵との出会いが育て上げた……これが俺の“武術”だ!」我間(ガマ)の真の力、いよいよ覚醒!?――海原(うなばら)藩に入る直前に、人間強化剤“茱丸(ジュガン)”を使用した無宝(むほう)流・第四十七軍団の襲撃を受けた大亀(おおがめ)流。我間達一行は分断され、「超戦士」達の包囲網はさらに我間を追い込むも、我間は「超戦士」達を“技”ではね返す。しかし、二錠目の“茱丸”で超覚醒した銀鬼(ぎんき)が現れ、超人的な攻撃を仕掛ける!!我間と銀鬼の壮絶な戦いが始まった……!

我間乱~GAMARAN~(13)

我間(ガマ)と可士太郎(かしたろう)、真ノ丞(しんのじょう)と善丸(ぜんまる)の二手に分かれて、陣介(じんすけ)の待つ海原(うなばら)藩を目指すことになった大亀(おおがめ)流。少数の大亀流に無宝(むほう)流の刺客が次々と襲いかかる……!その中には、四神槍・大宮万里(おおみや・ばんり)の姿もあった。真ノ丞との因縁に決着をつけるため技を磨いてきた万里。二人の天才が相見え、正反対の信念をめぐる死闘は、いよいよ激化する……!

我間乱~GAMARAN~(14)

我間(ガマ)達が修行していた一年の間に海原(うなばら)城下は、幾重もの堀と塀に守られた鉄壁の要塞と化していた。陣介(じんすけ)のいる天守閣目指し、我間達は行動を開始!亀伝坊(かめでんぼう)と玄斎(げんさい)が敵を引きつけるうちに我間達が違う門から城内に突入しようとした矢先、門が内側から開き、姿を現したのは村雨利虎(ムラサメ・リコ)!防御の天才・利虎に、進化した我間が挑む!

我間乱~GAMARAN~(15)

海原(うなばら)城への侵入に成功し、隠れ場所を見つけて一段落した我間(ガマ)達。だが、そのなかで善丸(ぜんまる)だけは、己の実力不足に思い悩んでいた。強くなるために敵を求める善丸。しかし、そこに襲い掛かってきたのは、無宝(むほう)流でも屈指の強敵・山ノ上清盛(やまのうえ・きよもり)!明らかに格上と思われる相手を前に、善丸は巨刀・定長(さだなが)を抜いた!一年間の修行の真価が、問われる!!

我間乱~GAMARAN~(16)

伊織(いおり)と直属兵団の水川流(つるまる)との戦いが始まった!伊織は水川流の予測不能の連撃に肩を裂かれ、まさかの劣勢となるが、強敵との戦いに本能が覚醒!亀伝坊(かめでんぼう)すら恐れる伊織の真価が発揮される!!一方、海原(うなばら)城では無宝(むほう)流内の「裏切り者」によって次々と兵が殺されていた。そして裏切り者は、陣介(じんすけ)が控える本丸南御殿に向かう。

我間乱~GAMARAN~(17)

我間(ガマ)と松本無楽(まつもと・むらく)、因縁の対決がついに始まった!鎖鎌の達人・無楽が放つ変幻自在の攻撃に、我間は苦戦を強いられる。何とか無楽のスキを見つけて紫電閃で反撃するも、無楽はある「鉄壁の防護服」を身につけていた!追い詰められた我間は、わずかな勝利の可能性に懸け、己の知る最速の奥義を発動させる!!

我間乱~GAMARAN~(18)

海原(うなばら)城内に突入した我間(ガマ)達の前に立ちはだかったのは地中に潜む異形の蟻丸(ありまる)!地中からの蟻丸の攻撃に苦戦する我間達だったが、真ノ丞(しんのじょう)の捨て身の作戦によって、見事蟻丸を地上にひきずり出すことに成功した!そして、真ノ丞に代わって蟻丸の前に立ったのは善丸(ぜんまる)!己の成長を求め、難敵相手に定長(さだなが)を抜く!

我間乱~GAMARAN~(19)

我間(ガマ)に対して、剣鬼のごとき執拗さで薬師寺(やくしじ)が迫る!憎悪が巨大化するあまり、致命傷を負っても戦い続ける薬師寺に我間は苦戦する。だが、我間にも決して負けられぬ理由があった。それは9年前のある日に芽生えた“父を斬る”という修羅の決意!幼き我間の運命を決めた出来事が、いま語られる。

我間乱~GAMARAN~(20)

海原(うなばら)城内で、限界を超え戦いつづける鬼崎玄斎(きざき・げんさい)と亀伝坊(かめでんぼう)。その前に立ちはだかったのは玄斎の元弟子、四門(しもん)!自らを上回る神速の居合を放つ四門に追いつめられた玄斎は、神成(かんなり)流の最終奥義を発動する!因縁深き師弟対決!最強の居合使いはどちらなのか!?

我間乱~GAMARAN~(21)

本丸地下牢で伊織(いおり)と九龍安吾(くりゅう・あんご)の戦いが始まった!長巻の超重量で生み出された神速の斬撃が伊織に迫る!避けることも受けることも出来ぬ攻撃に伊織がとった策とは!?そして我間(がま)はついに直善(なおよし)の元に到着。乱丸(らんまる)との真っ向勝負へ突入する――!!

我間乱~GAMARAN~(22)

剣に生きた道の果て極限の武闘演技、ここに完結!!!――決着へと向かう大亀(おおがめ)流と無宝(むほう)流の戦い。伊織(いおり)は天下無双の男・陣介(じんすけ)と、善丸(ぜんまる)は裏切り者・九条(くじょう)と、命と誇りを懸けて激戦を繰り広げる。そして、因縁の相手・乱丸(らんまる)との戦いを制した我間(がま)は、己の「答え」を求め父の下へ――。全ての結論は、終戦と共に明らかになる!!