毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ!この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来?それとも…。
母の死をきっかけに起きた【再上映】により、戻された先は18年前の過去!?少年時代に戻された悟がそこで見たもの…それは、元気に生きている母の笑顔とつるんでいた仲間、そして連続誘拐殺人事件で殺されるはずの少女・雛月加代だった。現代に戻る為、母親の死を覆す為に悟は、雛月加代の運命を変えるべく、アプローチを開始する。しかし、彼女が発した言葉に、悟は声を失った…。「あたしの為に人を殺せる?」
雛月は消えてしまった。事件の解決に失敗した失意の悟に、再び【再上映】が起こる。2006年現代に戻ってきた悟を待ち受けていたもの、それは…母親殺しの容疑者という現実だった!!
逮捕された瞬間、悟に【再上映】が起きる!その結果、願っていた1988年へと舞い戻ることに。今度こそ失敗しない、雛月を救う!強く誓い、行動を開始した悟であったが、戻った先で見たもの…それは同級生・ケンヤの冷たい眼差しで!?
雛月を救う事は出来たのかもしれない。ただ、事件はまだ解決していない!親友・ケンヤとともに真犯人を見つけ出す決意を固める悟。だが事件を解決してしまうと元の2006年には戻れなくなってしまう可能性が…?
八代の車に同乗した悟が見たもの…それはあの「眼」だった?車内で交わされる八代との会話。信じたい?信じられない?不安な気持ちに心がざわつく…。果たして、悟の運命は!?物語が大きく転換する第6巻!!
リハビリを開始した悟はついにアイリと再会する。記憶が取り戻せず、もがき悩んでいた悟は、アイリとの出会いをキッカケにかつての自分を取り戻すことは出来るのだろうか?そして…アイツも動き出して…!?
売れない漫画家だった藤沼悟。彼は自分の身にのみ起きる「再上映(リバイバル)」という特殊な現象に巻き込まれた結果、何を“得て”何を“失った”のだろうか…。自分の人生をやり直すことになった彼が、辿り着いた“時間”に待っていたものとは一体何だったのだろうか…?TVアニメ・実写映画にもなった大ヒット時空間サスペンス!!
ケンヤ、アイリ、佐知子、そして雛月…悟が“時“を賭けて奔走していたその裏で、悟の周りにいた彼・彼女らは何を考え、何を思っていたのか?本編に描き切れなかった悟と仲間の“絆”を描く著者渾身の『僕街』外伝!
文字が多かったのですがストーリに引き込まれました。 過去を繰り返すことができる主人公が、事故や事件を未然に防ぐことで未来を変えようとするのですが、 子供の頃の出来事から複雑に絡み合っているので、最後まで読むと疲れましたが面白いです。 ミステリー調で、少し不気味な感じはするけど、寂しさとか考えさせられるところもあります。
もし発売当初に読んでたら、続きが気になってしょうがない、待ちきれない!と、思うくらいのめり込みました。 とある事件がきっかけで主人公の悟が現代を変えたいために、小学生時代に戻り、過去を変えていく話だけど(現代に戻ったりもしますが)とにかくハラハラドキドキさせられる。 真犯人が判明して終わりかと思ったが、そこで初めてタイトルの意味がわかりました。 どんどん話も深くなっていくし、何ページか戻らないと理解し難い部分もあったけど、ずっとドキドキさせられて面白かったです。 あっという間に終わってしまう。 同時進行の様な悟の母の愛情が垣間見える場面にはハラハラさせられる展開の中、唯一ほっこりした。
御都合主義やお涙頂戴がない、リアル寄りの人間関係がいい! 犯人の頭の良さがヤバすぎてはらはらが止まらない!
文字が多かったのですがストーリに引き込まれました。 過去を繰り返すことができる主人公が、事故や事件を未然に防ぐことで未来を変えようとするのですが、 子供の頃の出来事から複雑に絡み合っているので、最後まで読むと疲れましたが面白いです。 ミステリー調で、少し不気味な感じはするけど、寂しさとか考えさせられるところもあります。