あらすじ

特別少年院から脱走した少年たちを追跡するアトムだったが、返り討ちにあってしまい大ピンチに! そんなアトムの前に謎の宇宙人が姿を現す。かれは、一億年前に地球で犯した驚くべき罪を告白するのだった!(「一億年前の犯罪の巻」より) <収録作品>宇宙放送の巻/人面岩の巻/顔のないロボットの巻/一億年前の犯罪の巻/ゾロモンの宝石の巻/火星から帰ってきた男の巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『宇宙放送の巻』『人面岩の巻』『顔のないロボットの巻』『一億年前の犯罪の巻』 MT238『鉄腕アトム』17巻収録/『ゾロモンの宝石の巻』『火星から帰ってきた男の巻』 MT238『鉄腕アトム』18巻収録 <初出掲載>『宇宙放送の巻』 昭和40年12月号~昭和41年1月号 「鉄腕アトムクラブ」連載/『人面岩の巻』 昭和41年2月号~3月号 「鉄腕アトムクラブ」連載/『顔のないロボットの巻』 昭和42年1月号~2月号 「少年」連載/『一億年前の犯罪の巻』 昭和42年3月号~4月号 「少年」連載/『ゾロモンの宝石の巻』 昭和42年5月号~12月号 「少年」連載/『火星から帰ってきた男の巻』 昭和43年1月号~3月号 「少年」連載
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(1)

天才科学者・天馬博士は、事故で失った息子のトビオに似せて、最高のロボットを誕生させた。しかし、ロボットの息子が成長しないことに気づいた博士は、彼をただのロボットとしてサーカスに売ってしまう! そんな中、宇宙船から自分たちとウリ二つの宇宙人が現れた! ところが宇宙人との共生を認めない地球人によって、宇宙人狩りが始まってしまい、ついには地上の生命すべてをおびやかす愚かな戦争に発展! 地球人でも宇宙人でもない、ロボットのアトムが大使となって双方をとりもとうとするが……!? <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT221「鉄腕アトム」1巻収録/MT222「鉄腕アトム」2巻収録 <初出掲載>『アトム大使の巻』 少年 1951年4月号~1952年3月号/『気体人間の巻』 少年 1952年4月号~10月号/『フランケンシュタインの巻』 少年 1952年11月号~1953年4月号/『赤いネコの巻』 少年 1953年5月号~11月号/『海蛇島の巻』(原題「アトム赤道をゆくの巻」) 少年 1953年8月号/『火星探検の巻』(原題「空とぶ摩天楼の巻/火星隊長の巻」) 少年 1953年12月号~1954年5月号/『コバルトの巻』 少年 1954年6月号~9月号/『ZZZ総統の巻』 少年 1954年9月号~12月号/『電光人間の巻』 少年 1955年1月号

鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(2)

美しいものを美しいと感じる心。きれいなものをきれいと感じる心。それが人間にのみ与えられたものだと気づいたアトムは、お茶の水博士に人間の心がほしいと懇願する。人工心臓を組み込めば、人間なみの気持ちになれるというが、博士は大反対! その理由は、“恐怖心”を持ってしまうところにあった。ところが、どうしても心がほしいアトムは、一度だけ人工心臓をはめてみることに。そんななか、両親が何者かにさらわれてしまう! 犯人を前に、初めて“恐怖心”を感じたアトムは??(第五話「アルプスの決闘の巻」) <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT223「鉄腕アトム」3巻収録/MT224「鉄腕アトム」4巻収録 <初出掲載>『ゲルニカの巻』 少年 1955年お正月大増刊号/『若返りガスの巻』(原題「生きている隕石の巻」) 少年 1955年2月号~9月号/『冷凍人間の巻』(原題「なぞの冷凍人の巻」) 少年 1955年7月号/『黄色い馬の巻』(原題「人工衛星W47の巻」) 少年 1955年10月号~1956年2月号/『アルプスの決闘の巻』 少年 1956年1月号/『アトラスの巻』 少年 1956年3月号~7月号/『テストパイロットの巻』 少年 1956年9月号/『ミドロが沼の巻』(原題「美土路沼事件の巻」) 少年 1956年8月号~11月号/『ロボット爆弾の巻』(原題「□□□□からきた男の巻」) 少年 1956年12月号~1957年8月号/『幽霊製造機の巻』 少年 1957年1月号/『ブラック・ルックスの巻』 少年 1957年9月号/『ふしぎなボールの巻』(原題「浮遊生物エロス族の巻」) 少年 1957年10月号~12月号

鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(3)

アトムの同級生プークは、戸沢博士につくられた変身ロボット。ところがプークが未完成のうちに、博士は科学省のお金を盗み、つかまってしまったのだ。未完成のコンプレックスを持つプークだったが、博士と突然の再会。生みの親との再会を喜ぶプークだったが、博士は十字架島の資源を狙い、仲間と共に脱獄してきたのだった! 変身ロボットとして完成したプークは博士に協力する。ところが、博士の仲間による裏切りで、プークたちはピンチに! 父としてプークを助けたい博士は、アトムに想いを託すが……!?(「十字架島の巻」より) <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT222「鉄腕アトム」2巻収録/MT225「鉄腕アトム」5巻収録/MT226「鉄腕アトム」6巻収録 <初出掲載>『スーパー旋風の巻』 少年 1957年12月号/『十字架島の巻』(原題「十字架大陸の巻」) 少年 1958年1月号~4月号/『天馬族の砦の巻』 少年 1958年5月号~7月号/『マッド・マシーンの巻』 少年 1958年8月号~9月号/『コウモリ伯爵の巻』(原題「ミイラ伯爵の巻」) 少年 1958年9月号~1959年1月号/『キリストの目の巻』(原題「七つの影法師の巻」) 少年 1959年1月号/『イワンのばかの巻』(原題「月のうらの秘密の巻」 少年 1959年2月号~3月号/『エジプト陰謀団の秘密の巻』 少年 1959年4月号~8月号/『ガデムの巻』 少年 1959年8月号~9月号/『人工衛星SOSの巻』(原題「小惑星SOSの巻」) 少年 1959年夏の増刊号

鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(4)

アトムの妹・ウランちゃんが、体が半分に分かれてしまう、2分の1人間に改造されてしまった! かわいい妹のピンチにアトムは……?(「ウランちゃんの巻」より) <収録作品>地底戦車の巻/人工太陽球の巻/宇宙ヒョウの巻/透明巨人の巻/ロボット流しの巻/ウランちゃんの巻/デッドクロス殿下の巻/白熱人間の巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『地底戦車の巻』『人工太陽球の巻』『宇宙ヒョウの巻』『透明巨人の巻』 MT227『鉄腕アトム』7巻収録/『ロボット流しの巻』『ウランちゃんの巻』『デッドクロス殿下の巻』『白熱人間の巻』 MT228『鉄腕アトム』8巻収録 <初出掲載>『地底戦車の巻』(原題「鬼火仮面の巻」) 昭和34年10月号~11月号 「少年」連載/『人工太陽球の巻』 昭和34年12月号~昭和35年2月号 「少年」連載/『宇宙ヒョウの巻』 昭和35年2月号~4月号 「少年」連載/『透明巨人の巻』 昭和35年5月号~7月号 「少年」連載/『ロボット流しの巻』 昭和35年夏の大増刊号 「少年」掲載/『ウランちゃんの巻』(原題「1/2人間の巻」) 昭和35年8月号~9月号 「少年」連載/『デッドクロス殿下の巻』 昭和35年9月号~12月号 「少年」連載/『白熱人間の巻』 昭和36年1月号~3月号 「少年」連載

鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(5)

月へ向かうロケットを狙う、謎の存在・ホットドッグ兵団。隊長の44号は何故か敵であるヒゲオヤジに懐かしさを感じていた。その裏に隠された、残酷で悲しい真実とは――?(「ホットドッグ兵団の巻」より) <収録作品>植物人間の巻/ホットドッグ兵団の巻/溶鉱炉の怪人の巻/第三の魔術師の巻/宇宙の寄生虫の巻/ロボットランドの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『植物人間の巻』『ホットドッグ兵団の巻』『溶鉱炉の怪人の巻』 MT229『鉄腕アトム』9巻収録/『第三の魔術師の巻』『宇宙の寄生虫の巻』『ロボットランドの巻』 MT230『鉄腕アトム』10巻収録 <初出掲載>『植物人間の巻』 昭和36年お正月大増刊号 「少年」掲載/『ホットドッグ兵団の巻』 昭和36年3月号~10月号 「少年」連載/『溶鉱炉の怪人の巻』 昭和36年夏休み大増刊号 「少年」掲載/『第三の魔術師の巻』(原題「三人の魔術師の巻」) 昭和36年10月号~昭和37年1月号 「少年」連載/『宇宙の寄生虫の巻』 昭和37年1月号~4月号 「少年」連載/『ロボットランドの巻』(原題「ロボットランドの怪人の巻」) 昭和37年5月号~9月号 「少年」連載

鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(6)

アトムが怪しい三人組から助けた少年は、なんと宇宙人がつくった爆弾だった! 宇宙人の策略によって地球滅亡の危機が迫る!!(「地球最後の日の巻」より) <収録作品>アトム対ガロンの巻/白い惑星の巻/悪魔のハチの巻/ロボット宇宙艇の巻/悪魔の風船の巻/地球最後の日の巻/悪役たちのロボットの巻/うそつきロボットの巻/すりかえ頭脳の巻/タイムマシンの巻/盗まれたアトムの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『アトム対ガロンの巻』『白い惑星の巻』『悪魔のハチの巻』『ロボット宇宙艇の巻』 MT231『鉄腕アトム』11巻収録/『悪魔の風船の巻』『地球最後の日の巻』『悪役たちのロボットの巻』『うそつきロボットの巻』『すりかえ頭脳の巻』『タイムマシンの巻』『盗まれたアトムの巻』 MT232『鉄腕アトム』12巻収録 <初出掲載>『アトム対ガロンの巻』(原題「アトム対魔神の巻」) 昭和37年10月号~昭和38年2月号 「少年」連載/『白い惑星の巻』(原題「くろい惑星の巻」) 昭和38年お正月大増刊号 「少年」掲載/『悪魔のハチの巻』(原題「ダーマの宮殿の巻」) 昭和38年3月号~6月号 「少年」連載/『ロボット宇宙艇の巻』 昭和38年7月号~12月号 「少年」連載/『悪魔の風船の巻』 昭和38年12月号~昭和39年2月号 「少年」連載/『地球最後の日の巻』 昭和39年3月号~6月号 「少年」連載/『悪役たちのロボットの巻』 昭和39年8月創刊号 「鉄腕アトムクラブ」掲載/『うそつきロボットの巻』 昭和39年9月号 「鉄腕アトムクラブ」掲載/『すりかえ頭脳の巻』 昭和39年10月号 「鉄腕アトムクラブ」掲載/『タイムマシンの巻』 昭和39年11月号 「鉄腕アトムクラブ」掲載/『盗まれたアトムの巻』 昭和40年6月号~9月号 「鉄腕アトムクラブ」連載

鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(7)

百万馬力のパワーをもつプルートウに、次々と強いロボットたちが倒されてゆく! 十万馬力のアトムは、果敢に立ち向かうが……?(「地上最大のロボットの巻」より) <収録作品>地上最大のロボットの巻/ロボイドの巻/ロビオとロビエットの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『地上最大のロボットの巻』 MT233『鉄腕アトム』13巻収録/『ロボイドの巻』『ロビオとロビエットの巻』 MT234『鉄腕アトム』14巻収録 <初出掲載>『地上最大のロボットの巻』(原題「史上最大のロボットの巻」) 昭和39年6月号~昭和40年1月号 「少年」連載/『ロボイドの巻』 昭和40年1月号~5月号 「少年」連載/『ロビオとロビエットの巻』 昭和40年5月号~9月号 「少年」連載

鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(8)

人間を憎むロボット“青騎士”が、ロボットだけの世界を作ろうとアトムの前に姿をあらわす! 急速に、人間とロボットの確執が深まるなか、アトムの家族にまで危険がおよぶ。人間とロボットとの間で苦悩するアトムは、どちらに味方するのか――!?(「青騎士の巻」より) <収録作品>青騎士の巻/アトム復活の巻/メラニン一族の巻/ミーバの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『青騎士の巻』『アトム復活の巻』 MT235『鉄腕アトム』15巻収録/『メラニン一族の巻』『ミーバの巻』 MT236『鉄腕アトム』16巻収録 <初出掲載>『青騎士の巻』 昭和40年10月号~昭和41年3月号 「少年」連載/『アトム復活の巻』 昭和41年3月号~5月号 「少年」連載/『メラニン一族の巻』 昭和41年5月号~8月号 「少年」連載/『ミーバの巻』(原題「四次元の少年の巻」) 昭和41年9月号~12月号 「少年」連載

鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(9)

特別少年院から脱走した少年たちを追跡するアトムだったが、返り討ちにあってしまい大ピンチに! そんなアトムの前に謎の宇宙人が姿を現す。かれは、一億年前に地球で犯した驚くべき罪を告白するのだった!(「一億年前の犯罪の巻」より) <収録作品>宇宙放送の巻/人面岩の巻/顔のないロボットの巻/一億年前の犯罪の巻/ゾロモンの宝石の巻/火星から帰ってきた男の巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『宇宙放送の巻』『人面岩の巻』『顔のないロボットの巻』『一億年前の犯罪の巻』 MT238『鉄腕アトム』17巻収録/『ゾロモンの宝石の巻』『火星から帰ってきた男の巻』 MT238『鉄腕アトム』18巻収録 <初出掲載>『宇宙放送の巻』 昭和40年12月号~昭和41年1月号 「鉄腕アトムクラブ」連載/『人面岩の巻』 昭和41年2月号~3月号 「鉄腕アトムクラブ」連載/『顔のないロボットの巻』 昭和42年1月号~2月号 「少年」連載/『一億年前の犯罪の巻』 昭和42年3月号~4月号 「少年」連載/『ゾロモンの宝石の巻』 昭和42年5月号~12月号 「少年」連載/『火星から帰ってきた男の巻』 昭和43年1月号~3月号 「少年」連載

鉄腕アトム

言わずと知れた世界のアトム!

鉄腕アトム 手塚治虫
酒チャビン
酒チャビン

1951年から1968年まで続いたようで大長編マンガです!!!アニメにもなり、アニメは世界中で愛される手塚先生がほこる日本がほこる大名作です! ただマンガの方はやはり今読むとさすがに古式ゆかしい感じがします。当然、当時は最先端だったと思いますが、手塚先生自身がググッと押し上げたマンガの表現レベルにより、ご自身の初期の作風もだいぶ古く見えるようになってしまいました。 連載開始時は「アトム大使」というタイトルで、アトムは脇役だったのですが、故あってアトムを中心に据え、鉄腕アトムとして再出発。そこからヒットにつながったようです。 最終巻の9巻に「鉄腕アトムのおいたちと歴史」というご自身による解説マンガがついているのが面白かったです。また、「鉄腕アトムができる日」という小エッセイも巻末についているのですが、それもめっちゃ面白く、手塚先生の考えを知れて、ためになりました。 ちなみに1巻には、デビュー前の石ノ森先生が大幅に手伝った回(電光人間)が掲載されています。かなり石ノ森先生が書いているようですが、私の目にはどこが石ノ森先生でどこが手塚先生かわかりませんでした。。。