あらすじ

月へ向かうロケットを狙う、謎の存在・ホットドッグ兵団。隊長の44号は何故か敵であるヒゲオヤジに懐かしさを感じていた。その裏に隠された、残酷で悲しい真実とは――?(「ホットドッグ兵団の巻」より) <収録作品>植物人間の巻/ホットドッグ兵団の巻/溶鉱炉の怪人の巻/第三の魔術師の巻/宇宙の寄生虫の巻/ロボットランドの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『植物人間の巻』『ホットドッグ兵団の巻』『溶鉱炉の怪人の巻』 MT229『鉄腕アトム』9巻収録/『第三の魔術師の巻』『宇宙の寄生虫の巻』『ロボットランドの巻』 MT230『鉄腕アトム』10巻収録 <初出掲載>『植物人間の巻』 昭和36年お正月大増刊号 「少年」掲載/『ホットドッグ兵団の巻』 昭和36年3月号~10月号 「少年」連載/『溶鉱炉の怪人の巻』 昭和36年夏休み大増刊号 「少年」掲載/『第三の魔術師の巻』(原題「三人の魔術師の巻」) 昭和36年10月号~昭和37年1月号 「少年」連載/『宇宙の寄生虫の巻』 昭和37年1月号~4月号 「少年」連載/『ロボットランドの巻』(原題「ロボットランドの怪人の巻」) 昭和37年5月号~9月号 「少年」連載
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(1)
天才科学者・天馬博士は、事故で失った息子のトビオに似せて、最高のロボットを誕生させた。しかし、ロボットの息子が成長しないことに気づいた博士は、彼をただのロボットとしてサーカスに売ってしまう! そんな中、宇宙船から自分たちとウリ二つの宇宙人が現れた! ところが宇宙人との共生を認めない地球人によって、宇宙人狩りが始まってしまい、ついには地上の生命すべてをおびやかす愚かな戦争に発展! 地球人でも宇宙人でもない、ロボットのアトムが大使となって双方をとりもとうとするが……!? <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT221「鉄腕アトム」1巻収録/MT222「鉄腕アトム」2巻収録 <初出掲載>『アトム大使の巻』 少年 1951年4月号~1952年3月号/『気体人間の巻』 少年 1952年4月号~10月号/『フランケンシュタインの巻』 少年 1952年11月号~1953年4月号/『赤いネコの巻』 少年 1953年5月号~11月号/『海蛇島の巻』(原題「アトム赤道をゆくの巻」) 少年 1953年8月号/『火星探検の巻』(原題「空とぶ摩天楼の巻/火星隊長の巻」) 少年 1953年12月号~1954年5月号/『コバルトの巻』 少年 1954年6月号~9月号/『ZZZ総統の巻』 少年 1954年9月号~12月号/『電光人間の巻』 少年 1955年1月号
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(2)
美しいものを美しいと感じる心。きれいなものをきれいと感じる心。それが人間にのみ与えられたものだと気づいたアトムは、お茶の水博士に人間の心がほしいと懇願する。人工心臓を組み込めば、人間なみの気持ちになれるというが、博士は大反対! その理由は、“恐怖心”を持ってしまうところにあった。ところが、どうしても心がほしいアトムは、一度だけ人工心臓をはめてみることに。そんななか、両親が何者かにさらわれてしまう! 犯人を前に、初めて“恐怖心”を感じたアトムは??(第五話「アルプスの決闘の巻」) <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT223「鉄腕アトム」3巻収録/MT224「鉄腕アトム」4巻収録 <初出掲載>『ゲルニカの巻』 少年 1955年お正月大増刊号/『若返りガスの巻』(原題「生きている隕石の巻」) 少年 1955年2月号~9月号/『冷凍人間の巻』(原題「なぞの冷凍人の巻」) 少年 1955年7月号/『黄色い馬の巻』(原題「人工衛星W47の巻」) 少年 1955年10月号~1956年2月号/『アルプスの決闘の巻』 少年 1956年1月号/『アトラスの巻』 少年 1956年3月号~7月号/『テストパイロットの巻』 少年 1956年9月号/『ミドロが沼の巻』(原題「美土路沼事件の巻」) 少年 1956年8月号~11月号/『ロボット爆弾の巻』(原題「□□□□からきた男の巻」) 少年 1956年12月号~1957年8月号/『幽霊製造機の巻』 少年 1957年1月号/『ブラック・ルックスの巻』 少年 1957年9月号/『ふしぎなボールの巻』(原題「浮遊生物エロス族の巻」) 少年 1957年10月号~12月号
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(3)
アトムの同級生プークは、戸沢博士につくられた変身ロボット。ところがプークが未完成のうちに、博士は科学省のお金を盗み、つかまってしまったのだ。未完成のコンプレックスを持つプークだったが、博士と突然の再会。生みの親との再会を喜ぶプークだったが、博士は十字架島の資源を狙い、仲間と共に脱獄してきたのだった! 変身ロボットとして完成したプークは博士に協力する。ところが、博士の仲間による裏切りで、プークたちはピンチに! 父としてプークを助けたい博士は、アトムに想いを託すが……!?(「十字架島の巻」より) <手塚治虫漫画全集収録巻数>MT222「鉄腕アトム」2巻収録/MT225「鉄腕アトム」5巻収録/MT226「鉄腕アトム」6巻収録 <初出掲載>『スーパー旋風の巻』 少年 1957年12月号/『十字架島の巻』(原題「十字架大陸の巻」) 少年 1958年1月号~4月号/『天馬族の砦の巻』 少年 1958年5月号~7月号/『マッド・マシーンの巻』 少年 1958年8月号~9月号/『コウモリ伯爵の巻』(原題「ミイラ伯爵の巻」) 少年 1958年9月号~1959年1月号/『キリストの目の巻』(原題「七つの影法師の巻」) 少年 1959年1月号/『イワンのばかの巻』(原題「月のうらの秘密の巻」 少年 1959年2月号~3月号/『エジプト陰謀団の秘密の巻』 少年 1959年4月号~8月号/『ガデムの巻』 少年 1959年8月号~9月号/『人工衛星SOSの巻』(原題「小惑星SOSの巻」) 少年 1959年夏の増刊号
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(4)
アトムの妹・ウランちゃんが、体が半分に分かれてしまう、2分の1人間に改造されてしまった! かわいい妹のピンチにアトムは……?(「ウランちゃんの巻」より) <収録作品>地底戦車の巻/人工太陽球の巻/宇宙ヒョウの巻/透明巨人の巻/ロボット流しの巻/ウランちゃんの巻/デッドクロス殿下の巻/白熱人間の巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『地底戦車の巻』『人工太陽球の巻』『宇宙ヒョウの巻』『透明巨人の巻』 MT227『鉄腕アトム』7巻収録/『ロボット流しの巻』『ウランちゃんの巻』『デッドクロス殿下の巻』『白熱人間の巻』 MT228『鉄腕アトム』8巻収録 <初出掲載>『地底戦車の巻』(原題「鬼火仮面の巻」) 昭和34年10月号~11月号 「少年」連載/『人工太陽球の巻』 昭和34年12月号~昭和35年2月号 「少年」連載/『宇宙ヒョウの巻』 昭和35年2月号~4月号 「少年」連載/『透明巨人の巻』 昭和35年5月号~7月号 「少年」連載/『ロボット流しの巻』 昭和35年夏の大増刊号 「少年」掲載/『ウランちゃんの巻』(原題「1/2人間の巻」) 昭和35年8月号~9月号 「少年」連載/『デッドクロス殿下の巻』 昭和35年9月号~12月号 「少年」連載/『白熱人間の巻』 昭和36年1月号~3月号 「少年」連載
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(5)
月へ向かうロケットを狙う、謎の存在・ホットドッグ兵団。隊長の44号は何故か敵であるヒゲオヤジに懐かしさを感じていた。その裏に隠された、残酷で悲しい真実とは――?(「ホットドッグ兵団の巻」より) <収録作品>植物人間の巻/ホットドッグ兵団の巻/溶鉱炉の怪人の巻/第三の魔術師の巻/宇宙の寄生虫の巻/ロボットランドの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『植物人間の巻』『ホットドッグ兵団の巻』『溶鉱炉の怪人の巻』 MT229『鉄腕アトム』9巻収録/『第三の魔術師の巻』『宇宙の寄生虫の巻』『ロボットランドの巻』 MT230『鉄腕アトム』10巻収録 <初出掲載>『植物人間の巻』 昭和36年お正月大増刊号 「少年」掲載/『ホットドッグ兵団の巻』 昭和36年3月号~10月号 「少年」連載/『溶鉱炉の怪人の巻』 昭和36年夏休み大増刊号 「少年」掲載/『第三の魔術師の巻』(原題「三人の魔術師の巻」) 昭和36年10月号~昭和37年1月号 「少年」連載/『宇宙の寄生虫の巻』 昭和37年1月号~4月号 「少年」連載/『ロボットランドの巻』(原題「ロボットランドの怪人の巻」) 昭和37年5月号~9月号 「少年」連載
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(6)
アトムが怪しい三人組から助けた少年は、なんと宇宙人がつくった爆弾だった! 宇宙人の策略によって地球滅亡の危機が迫る!!(「地球最後の日の巻」より) <収録作品>アトム対ガロンの巻/白い惑星の巻/悪魔のハチの巻/ロボット宇宙艇の巻/悪魔の風船の巻/地球最後の日の巻/悪役たちのロボットの巻/うそつきロボットの巻/すりかえ頭脳の巻/タイムマシンの巻/盗まれたアトムの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『アトム対ガロンの巻』『白い惑星の巻』『悪魔のハチの巻』『ロボット宇宙艇の巻』 MT231『鉄腕アトム』11巻収録/『悪魔の風船の巻』『地球最後の日の巻』『悪役たちのロボットの巻』『うそつきロボットの巻』『すりかえ頭脳の巻』『タイムマシンの巻』『盗まれたアトムの巻』 MT232『鉄腕アトム』12巻収録 <初出掲載>『アトム対ガロンの巻』(原題「アトム対魔神の巻」) 昭和37年10月号~昭和38年2月号 「少年」連載/『白い惑星の巻』(原題「くろい惑星の巻」) 昭和38年お正月大増刊号 「少年」掲載/『悪魔のハチの巻』(原題「ダーマの宮殿の巻」) 昭和38年3月号~6月号 「少年」連載/『ロボット宇宙艇の巻』 昭和38年7月号~12月号 「少年」連載/『悪魔の風船の巻』 昭和38年12月号~昭和39年2月号 「少年」連載/『地球最後の日の巻』 昭和39年3月号~6月号 「少年」連載/『悪役たちのロボットの巻』 昭和39年8月創刊号 「鉄腕アトムクラブ」掲載/『うそつきロボットの巻』 昭和39年9月号 「鉄腕アトムクラブ」掲載/『すりかえ頭脳の巻』 昭和39年10月号 「鉄腕アトムクラブ」掲載/『タイムマシンの巻』 昭和39年11月号 「鉄腕アトムクラブ」掲載/『盗まれたアトムの巻』 昭和40年6月号~9月号 「鉄腕アトムクラブ」連載
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(7)
百万馬力のパワーをもつプルートウに、次々と強いロボットたちが倒されてゆく! 十万馬力のアトムは、果敢に立ち向かうが……?(「地上最大のロボットの巻」より) <収録作品>地上最大のロボットの巻/ロボイドの巻/ロビオとロビエットの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『地上最大のロボットの巻』 MT233『鉄腕アトム』13巻収録/『ロボイドの巻』『ロビオとロビエットの巻』 MT234『鉄腕アトム』14巻収録 <初出掲載>『地上最大のロボットの巻』(原題「史上最大のロボットの巻」) 昭和39年6月号~昭和40年1月号 「少年」連載/『ロボイドの巻』 昭和40年1月号~5月号 「少年」連載/『ロビオとロビエットの巻』 昭和40年5月号~9月号 「少年」連載
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(8)
人間を憎むロボット“青騎士”が、ロボットだけの世界を作ろうとアトムの前に姿をあらわす! 急速に、人間とロボットの確執が深まるなか、アトムの家族にまで危険がおよぶ。人間とロボットとの間で苦悩するアトムは、どちらに味方するのか――!?(「青騎士の巻」より) <収録作品>青騎士の巻/アトム復活の巻/メラニン一族の巻/ミーバの巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『青騎士の巻』『アトム復活の巻』 MT235『鉄腕アトム』15巻収録/『メラニン一族の巻』『ミーバの巻』 MT236『鉄腕アトム』16巻収録 <初出掲載>『青騎士の巻』 昭和40年10月号~昭和41年3月号 「少年」連載/『アトム復活の巻』 昭和41年3月号~5月号 「少年」連載/『メラニン一族の巻』 昭和41年5月号~8月号 「少年」連載/『ミーバの巻』(原題「四次元の少年の巻」) 昭和41年9月号~12月号 「少年」連載
鉄腕アトム 【手塚治虫文庫全集】(9)
特別少年院から脱走した少年たちを追跡するアトムだったが、返り討ちにあってしまい大ピンチに! そんなアトムの前に謎の宇宙人が姿を現す。かれは、一億年前に地球で犯した驚くべき罪を告白するのだった!(「一億年前の犯罪の巻」より) <収録作品>宇宙放送の巻/人面岩の巻/顔のないロボットの巻/一億年前の犯罪の巻/ゾロモンの宝石の巻/火星から帰ってきた男の巻 <手塚治虫漫画全集収録巻数>『宇宙放送の巻』『人面岩の巻』『顔のないロボットの巻』『一億年前の犯罪の巻』 MT238『鉄腕アトム』17巻収録/『ゾロモンの宝石の巻』『火星から帰ってきた男の巻』 MT238『鉄腕アトム』18巻収録 <初出掲載>『宇宙放送の巻』 昭和40年12月号~昭和41年1月号 「鉄腕アトムクラブ」連載/『人面岩の巻』 昭和41年2月号~3月号 「鉄腕アトムクラブ」連載/『顔のないロボットの巻』 昭和42年1月号~2月号 「少年」連載/『一億年前の犯罪の巻』 昭和42年3月号~4月号 「少年」連載/『ゾロモンの宝石の巻』 昭和42年5月号~12月号 「少年」連載/『火星から帰ってきた男の巻』 昭和43年1月号~3月号 「少年」連載
白骨船長

白骨船長

人口の増えすぎた未来の地球では、子供たちを選んで月に捨てる政策がとられていた。くじ引きで指名された子供は、ロケット「白骨」号に乗せられて月に送られる。その役割を請け負う船長を人々は恐れを込めて「白骨船長」と呼んだ。ところがある日、船長の愛息、ジミーもくじ引きで「月送り」が決まり…。本書は短編集「ライオンブックス」(6)収録の同タイトル作品と同内容です。https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/100411/A000001376/
グリンゴ

グリンゴ

辺境の地へ左遷されたエリート商社マン・日本人(ひもとひとし)は、再起をかけて闘い始めるが…。日本人とは何かを問う巨匠の最新作。
試し読み
つのがいイラスト集 Daily Works

つのがいイラスト集 Daily Works

SNSへの『ブラック・ジャック』パロディ漫画の投稿がきっかけとなり、2016年に手塚プロダクション公式作家となったつのがい待望の初イラスト集が誕生。デビュー以来約3年間にわたり漫画の神、手塚治虫が創造したキャラクターを唯一無二のセンスで日々描いてきた作品に、本書の為の描き下ろしを加え、総計100点以上の厳選イラストを一挙収録。貴重なラフスケッチ、つのがい本人による各作品解説と作画解説も特別収録します。
漫画家たちの戦争  戦場の現実と正体

漫画家たちの戦争 戦場の現実と正体

原爆、子ども、銃後等のテーマ毎に戦争漫画を収載。手塚治虫、ちばてつや、赤塚不二夫、水木しげる等の巨匠から、『社長 島耕作』の弘兼憲史、『シティハンター』の北条司など第一線の作家、気鋭の若手まで内容も年代も幅広く収録。“こち亀”の秋本治の作品など出版社や掲載誌の枠を超えて収載した奇跡的なシリーズです。今こそ漫画で平和と戦争について考えてみませんか。 激戦地ラバウルで左腕を失った戦場体験のある唯一の現役漫画家・水木しげるが描く本物の戦場/出版社の枠を超え「こち亀」秋本治の作品を収録―― 【収録作品】 水木しげる『白い旗』 手塚治虫『大将軍 森へ行く』 楳図かずお『死者の行進』 古谷三敏『寄席芸人伝 噺家戦記 柳亭円治』(脚本協力・あべ善太) 松本零士『戦場交響曲』 比嘉慂『母について』 白土三平『戦争 その恐怖の記録』 秋本治『5人の軍隊』
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メルモちゃん

メルモちゃん

まんがの神様・手塚治虫の『ふしぎなメルモ』を、優しいストーリーとあたたかな絵柄で定評のある福山けいこがリメイク。 天国のおかあさんからのステキなおくりもの「ミラクルキャンデー」。青いキャンデーを食べるとおとなに、赤いキャンデーを食べると子どもに大変身。
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亜夜子

亜夜子

欲望が蠢く天外家で生まれ育った少女・亜夜子が狂気、愛、嫉妬……人間の本性を曝け出す! 淀山市の大地主である天外家。 次男である仁は数年ぶりに故郷に帰るが、 その異常な光景に唖然とする。 天外家の当主である剛毅は、長男・一馬の嫁と身体の関係をもち、 亜夜子を産ませていた。一馬はこれを黙認するが亜夜子を虐待し、 彼女を庇う居候の涼子にまで暴力を振るう。 一方で淀山市周辺の土地をめぐって金、政治と黒い影が暗躍する。 閉鎖的な土地に潜む闇。そして無垢な少女・亜夜子もその闇に 巻き込まれてゆく……。 手塚治虫生誕90周年記念マンガ書籍「テヅコミ」にて掲載された作品が待望の単行本化! 原作『奇子』を九部玖凛が新たに執筆!
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ターザンの洞窟

ターザンの洞窟

ハムサラ国王子が大宝庫の行方を追い求め秘境を進み、絶体絶命のピンチにターザンと遭遇するスペクタクル。王子は象のチコーの鼻輪に隠された宝庫の謎を解き明かすことを、ハムライス大公に命じた。鼻輪が抜けなくて困っている大公は、ハムエッグ博士の言うがままにチコーを外へ連れ出してしまう。実は博士は、とある野心のためにハムサラ国を調査するA国の一団のメンバーだったのだ。本作「ターザンの洞窟」(原作:手塚治虫 絵:横山光輝)の初出は1955年「少年」別冊付録。同タイトルの手塚治虫オリジナル作品は1949年に発表。※本文データは『黄金都市』(発行:小学館クリエイティブ)を底本に使用しています。
海流発電・蜘蛛島の冒険

海流発電・蜘蛛島の冒険

ぼくの家の図書室の壁には、大きな亀の甲羅がかけてある。その甲羅は、祖父がガラパゴス島から持ち帰ったもの。ある日、ぼくは甲羅に記されたメッセージを元に、宝の怪神像がある島を知った。そして、召使いのエドワードと2人で冒険へ旅立つことに…(「蜘蛛島の冒険」より)。「蜘蛛島の冒険」(原作:手塚治虫 絵:横山光輝)は、永らく未発表だったが、2010年『黄金都市』(小学館クリエイティブ)に収録された。同タイトル手塚治虫オリジナル作品は1949年に発表。「海流発電」(原作:手塚治虫 絵:横山光輝)の初出は1955年「少年」別冊付録。同タイトルの手塚治虫オリジナル作品は1949年に発表。※本文データは『黄金都市』(発行:小学館クリエイティブ)を底本に使用しています。
鉄腕アトム
言わずと知れた世界のアトム!
鉄腕アトム 手塚治虫
酒チャビン
酒チャビン
1951年から1968年まで続いたようで大長編マンガです!!!アニメにもなり、アニメは世界中で愛される手塚先生がほこる日本がほこる大名作です! ただマンガの方はやはり今読むとさすがに古式ゆかしい感じがします。当然、当時は最先端だったと思いますが、手塚先生自身がググッと押し上げたマンガの表現レベルにより、ご自身の初期の作風もだいぶ古く見えるようになってしまいました。 連載開始時は「アトム大使」というタイトルで、アトムは脇役だったのですが、故あってアトムを中心に据え、鉄腕アトムとして再出発。そこからヒットにつながったようです。 最終巻の9巻に「鉄腕アトムのおいたちと歴史」というご自身による解説マンガがついているのが面白かったです。また、「鉄腕アトムができる日」という小エッセイも巻末についているのですが、それもめっちゃ面白く、手塚先生の考えを知れて、ためになりました。 ちなみに1巻には、デビュー前の石ノ森先生が大幅に手伝った回(電光人間)が掲載されています。かなり石ノ森先生が書いているようですが、私の目にはどこが石ノ森先生でどこが手塚先生かわかりませんでした。。。