あらすじ

大きな潮目を前に!! 帰蝶は、信長と光秀の顔が同じことを知っていた。その事実に気づいたサブローとおゆき。だが家の中に大きな変化はなく、一方で、時代の中で織田勢は ますます存在感を増していく…。いよいよ武田攻めの時が迫る…! 羽柴勢の怪しげなうごめきは絶えず、いよいよ、「本能寺」のその時も迫っていて…
信長協奏曲 1巻

勉強嫌いで日本の歴史に何の興味もない高校1年生・サブローは、ある日突然、戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで出会った本物の織田信長は病弱で、顔はサブローにそっくりだった!その信長に「体の弱い自分に代わって織田信長として生きてくれ」と頼まれてしまい…!?織田信長を衝撃の新解釈で描く、時をかける風雲児サブローの戦国青春記!!

信長協奏曲 2巻

織田サブロー信長、ついに美濃の蝮・斉藤道三と会見す!信長にとって最強の宿敵から突如、最大の理解者へと変貌した斉藤道三。その謎の全てが今、明らかに…!!

信長協奏曲 3巻

織田信長にとって、前半生最大の危機と言われた桶狭間の戦い。平成生まれの高校生だったサブローに突破できるのか…!?サブロー信長、桶狭間に挑む!!

信長協奏曲 4巻

晴れて、織田家臣団に加わった明智光秀。サブロー信長と二人三脚での天下取りの道のりが今、始まる!その第一歩は天下の都・京への上洛。真の信長協奏曲はここから幕を開ける!!

信長協奏曲 5巻

上京したサブロー信長は、天下布武に向かって進み始める!だが、将軍・足利義昭との関係は悪化の一途をたどり、連戦連勝を続ける越前・朝倉攻めでもまさかの事態がサブローを襲う!絶体絶命の危機で、サブローの決断は!?

信長協奏曲(6)

義弟・浅井長政まさかの裏切り!金ヶ崎の敗戦により、サブロー率いる織田家は元亀争乱の時代へ突入する。その一方、強い秘密の絆で結ばれたサブロー信長と明智光秀にも思わぬ事態が…!!

信長協奏曲(7)

革命的な天下布武の道を歩み始めたサブローに危機感を募らせる既得権益の亡者たち。旧来の権力者たちは結託し、サブローの天下取りに対抗するための「信長包囲網」を形成。サブロー率いる織田家は絶体絶命のピンチを迎える。その危機を救うべく、一人の漢が立ち上がる。織田家の豪将・森可成。森ブラザーズの父にして織田家の忠臣。その生き様に刮目せよ!

信長協奏曲(8)

尾張に出るという「鬼」を退治するよう命じたサブローに新たなる出会いが!?その一方、織田家にとっては森可成の仇敵・比叡山延暦寺についに怒りの鉄槌を下す時、来たる。

信長協奏曲(9)

徳川家康、最大の危機である三方ヶ原の戦いの行方は!?そして戦国の巨星・武田信玄の快進撃、織田家滅亡の危機は果たして!?さらには浅井長政・お市夫婦の絆と運命を描ききった必読の第9巻!

信長協奏曲(10)

天下布武の道をひた走るサブローが、ついに戦国最強騎馬軍団を誇る武田家と激突する!歴史上に名高い「長篠の戦い」。サブローは歴史の教科書に名を刻むことはできるのか!?

信長協奏曲(11)

上杉の女忍であり、信長夫人・帰蝶の侍女であるおゆき。織田家と上杉家の対立激化によりその運命が大きく動き出す!越後から来た密命は「織田信長の暗殺」。どうするおゆき!?

信長協奏曲(12)

ついに越後の龍、動く。上杉謙信自らが率いる軍勢と対峙する織田軍。だが、サブローのいない陣中で不穏な動きを見せる羽柴秀吉・秀長兄弟。さらには松永久秀までもが…!? 戦国乱世が風雲急を告げる12巻!

信長協奏曲(13)

松永久秀、謀反!! 信貴山城の戦いの形勢は織田軍に傾き、久秀の命運は尽きようとしていた… 降伏の説得に訪れた森長可に久秀が語った、今際の際の言葉とは…!? 一方で、織田家中に於いても旅立つ者あり、バレる秘密ありと問題続出…! 内外に嵐が吹き荒れる… 第13巻!!

信長協奏曲(14)

上杉謙信、死す!! 打倒信長の重要人物を失った足利義昭は、新たな共謀者を得ようと、織田家武将からの寝返りを画策する! 毛利家の外交僧・安国寺恵瓊の助言のもと、標的となったのはあの人物…!! 緊張感漂う情勢の最中、織田家内ではサブローの思いつきにより再びあのイベントが開催されて…!?

信長協奏曲(15)

荒木村重謀反!! 反織田勢の機運が高まる中国方面の戦況を裏で操るは、将軍・足利義昭。そんな義昭と秀吉を結ぶ意外なきっかけは…!? 片や、秀吉に疑いの目を向ける竹中半兵衛の元にとある情報が転がり込み…! 戦国に、思惑錯綜する第15巻!!

信長協奏曲(16)

サブローと秀吉、対面… 一触即発!? 今は亡き竹中半兵衛が突き止めた「秀吉の真実」はついに、サブローの耳へと入る。早速秀吉を呼び出すサブローに、織田家の主従関係崩壊の危機!? 一方で織田家優勢に傾く中国攻めの戦況に、毛利方にもついに動きが…!

信長協奏曲(17)

ミッチーと帰蝶、禁断のひととき…!? 毛利方への内通を疑われた秀吉の奮迅たる活躍で、進む中国方面攻め!! また一歩一歩と天下統一へと近づくサブローに、怪しい刺客が………!? 更に、サブローが尾張の海へ馬駆けへと出掛けている最中に、安土城に残ったミッチーは不意に帰蝶と出会い…!?

信長協奏曲(18)

「本能寺の変」まで、あと1年…!! 家康、高天神城を奪い返し武田討伐まであと一歩! 仇敵・本願寺も降伏し織田家の天下はまさに目前!! 盤石に見える織田軍の唯一の“綻び”、羽柴秀吉に目を付けた安国寺恵瓊は、毛利家の指導者・小早川隆景にある思い切った進言をする…!! それぞれの思惑が錯綜し… 時はついに天正十年へ…!!

信長協奏曲(19)

大きな潮目を前に!! 帰蝶は、信長と光秀の顔が同じことを知っていた。その事実に気づいたサブローとおゆき。だが家の中に大きな変化はなく、一方で、時代の中で織田勢は ますます存在感を増していく…。いよいよ武田攻めの時が迫る…! 羽柴勢の怪しげなうごめきは絶えず、いよいよ、「本能寺」のその時も迫っていて…

信長協奏曲(20)

羽柴兄弟の狙いは… 武田を滅ぼし、天下統一に王手をかけると、ますます一体感を強める織田軍。しかし秀吉・秀長ら率いる羽柴勢はいよいよ怪しさを増している。とき丸はおゆきを制止し、たった一人で羽柴陣営に乗り込むが……

信長協奏曲(21)

楽しい時間は束の間で… 北陸方面軍に陣中見舞いにやってきたサブローは久々に森ブラザースら、家臣たちと親睦を深める。久々の団欒は盛り上がり、犬千代の頼みで、握手ならぬハグ会(!)まで開かれる始末… 一方、秀吉率いる中国方面軍は備中へ侵略、恐るべき新たな策に出ようとしていて…!?

信長協奏曲 22巻

サブロー、つい“あの地”に!! 備中高松で戦う秀吉からサブローの元へ援軍の要請! 信長が西国へ赴くという事、それは織田と毛利の全面対決を意味していた。そんな中、秀吉の裏の思惑を察知した光秀が、サブローに進言する事とは!? そして、天正十年五月二十九日、ついに「その地」に至る…!!