あらすじ不穏な空気が漂うマリオネットJ(ジャパン)ドーム公演!吉岡の仕掛けた“傀儡(くぐつ)の舞”に踊らされて、天光寺(てんこうじ)の剛剣がコータローを襲う!?麻由美の悪い予感が的中して、宿命のライバル(?)と、ついに真剣(マジ)対決!!
映画化もされ、パチンコ化もされたほど根強い人気をもつ作品ではあるが、真のエンディングは迎えないまま20年が過ぎてしまったのが「コータローまかりとおる!」の現状である。とはいえ、それは続編の話であり、本作品はきっちりと完結をしている。12年で60巻近くを出した筆の速さからくるテンポの良いギャグとアクションの連発は爽快感さえ感じることができるだろう。連載中にJAC(ジャパンアクションクラブ)全面バックアップのもと映画にもなっており、ジャスピオンの黒崎輝、ギャバンの大場健二、ビジンダーの志保美悦子、そして今をときめく大スターの真田広之がメインキャストを務めており、こちらも機会があれば視聴するのをオススメする。 週刊少年マガジンの看板作品だった頃の実力を堪能できるだろう。