体重39.7kg。この数字だけが私に光を当ててくれる。
【第5回トーチ漫画賞〈大賞〉受賞作】エアコン組立工場で働く川上綾は、小説家志望。 繰り返される単調な日々の中、月に一度、文芸サークルの集いを楽しみにしている。 しかしある事態をきっかけに、信じていた日常は崩壊する。 「”創作”なんかから卒業するきっかけを 本当はいつも探していたんだ」 逃れられない創作の呪縛、 この苦しみが誰かの喜びに変わる時まで――。
新人社員・土居ちゃんの憧れの先輩・地浦さんには一つ欠点があった。 それは自身のむっちりとした体の魅力に無自覚ということ。 土居ちゃんはそんな無防備な先輩をいやらしい目から守ろうとするが、いつも失敗ばかり!? 尊さ限界突破のサポートドタバタオフィスコメディ!!
骨が浮き出るほど痩せている身体を褒められることも、幼なじみに「昔からかわらない」と言われることも、いまの彼女には必要なんですね。もちろん心配にはなるけど、いつか彼女には誰になんて言われようと自分がいちばん元気でいられる状態を自分で作れる人になって欲しい。