体重39.7kg。この数字だけが私に光を当ててくれる。
上手くやれているし、うまくいっていると思える日常。そんな中で隣の席のナスさんが少し気になる存在になり――!? 『まい子と池田』の新鋭が贈る不器用な女の子の日常譚27ページ。
可愛くて華やかで人を笑顔にする、そういう花だけに価値があるわけじゃないように、女の子も常に明るく可愛くいなければいけないわけじゃない。世の中からちょっとずれているのかも、変だって思われないように普通でいなきゃ、と日々考えて生きているひとに寄り添ってくれる気がする読切。
骨が浮き出るほど痩せている身体を褒められることも、幼なじみに「昔からかわらない」と言われることも、いまの彼女には必要なんですね。もちろん心配にはなるけど、いつか彼女には誰になんて言われようと自分がいちばん元気でいられる状態を自分で作れる人になって欲しい。
可愛くて華やかで人を笑顔にする、そういう花だけに価値があるわけじゃないように、女の子も常に明るく可愛くいなければいけないわけじゃない。世の中からちょっとずれているのかも、変だって思われないように普通でいなきゃ、と日々考えて生きているひとに寄り添ってくれる気がする読切。