あらすじ

母のこと、槍の秘密を知ることとなった衝撃の旅。うしおは、新たな決意を胸に東京行列車で帰途に着く。が、しかし、青函トンネル内でまたもや事件発生。妖怪・山魚が列車を襲う!!
うしおととら 1巻
蔵の中に、500年も閉じこめられていた妖怪。ヤツはその昔、人を食い、悪業の限りを尽くしていた。ひょんなことからヤツを解き放ったのが、蒼月潮(あおつきうしお)。うしおはヤツにとらと名づけた……。うしおととらの伝説が、いま、幕を開ける!
うしおととら 2巻
500年ぶりに、現世に還ってきた妖怪とら。とらの命の恩人が、少年・うしお。だが、とらは、スキあらばうしおを食おうと狙っていた。でも近頃は、この二人(?)の間に奇妙な友情が!?
うしおととら 3巻
伝説の“獣の槍”を持つ少年・うしおと、大妖怪・とら。この二人(?)ケンカばかりしながらも、なぜか妖怪退治の息はピッタリ。だが、とらの命を狙うひょうの出現により二人の間は……!?
うしおととら 4巻
うしおの母親が生きている!?行方をしる父・紫暮にもまた、かくされた秘密があった。そして今、“獣の槍”をめぐって事態は急転。うしおは、母の秘密をしるべく北へと旅立つ……!!
うしおととら 5巻
母の秘密をしる旅の途中、またもや怪事件に巻きこまれたうしとらコンビ。槍が導くのか、とらのせいか!?今度は、鎌鼬(かまいたち)兄弟から思わぬ頼みごとをされ、うしお、人間として悩む!!
うしおととら(6)
遠野の山奥で、突如うしおを襲ったできごと。「白面の者」復活におびえる遠野妖怪どもが、うしお抹殺のため総攻撃を開始。妖怪どもの憎しみのなかに、まだみぬ母の面影が……!!
うしおととら(7)
旅先でしりあったおかしな二人組の協力を得て、うしおは難事件を解決。そこへ今度は、夢に導かれた少女が、うしおを訪ねてきた。函館行きの船に乗りこんで、いま、海峡を渡る!!
うしおととら(8)
またもや現われた、やっかいな妖怪。洞爺湖を荒しまわる蛇神と闘うためとらの力を借りたうしおは、信じられない光景をみた。あのとらが、蛇神の刃状の翼にかかって真っぷたつ!!
うしおととら(9)
さらにパワーを増した“獣の槍”と、傷つきながらも共に闘う強い魂の持ち主・うしお。だが、その資格を問う槍の伝承候補者たちが、うしおの前に出現。そこへ、妖怪婢妖の襲撃が!!
うしおととら(10)
麻子と真由子、みんながうしおの身を案じてる。だがその頃、うしおは婢妖に体を乗っとられた伝承候補者・杜綱悟を救うため、体内侵入を決意。それは、非常に危険な賭けだった!!
うしおととら(11)
強敵、血袴との死闘。だが、その勝利の代償に、うしおの魂は槍に吸いとられ、人の形をした獣となって暴走を始めた。そして今、うしお救出のため、旭川へ五人の少女達が集合!!
うしおととら(12)
婢妖の大群が押しよせるなか、命を賭けて戦う五人の少女達に呼び起こされ、うしお奇跡の復活。そしてついに、槍を操る者が入らねばならぬという“洞”へ。今、秘密の門をくぐる!!
うしおととら(13)
洞の妖・時逆に誘われて行った古代中国の都。そして出会った神剣造りの一家。少女ジエメイと、その家族の悲劇が、うしおの運命をきめた。今、明かされる獣の槍、戦慄の秘密!?
うしおととら(14)
母のこと、槍の秘密を知ることとなった衝撃の旅。うしおは、新たな決意を胸に東京行列車で帰途に着く。が、しかし、青函トンネル内でまたもや事件発生。妖怪・山魚が列車を襲う!!
うしおととら(15)
大きな旅を終え、東京へ戻ったうしお。学校では変わらぬ友達が迎えてくれた。だけど、麻子の様子がおかしい。凶暴な暴走族と行動を共にするその理由は?何か胸騒ぎが……!!
うしおととら(16)
突然現れた、最後の伝承候補者・引狭霧雄。彼は“エレザールの鎌”を武器に槍不要説を唱え、うしおを敵視。一方、不気味な胎動をみせる白面は、分身を使って光覇明宗本山を襲撃!!
うしおととら(17)
槍最大のピンチに、うしおと日輪、とらと流の二組がキリオのかくれ家へ急行。だが、そこで発見した“引狭の日記”には、思いもよらぬ戦慄の歴史と、キリオの秘密が記されていた!!
うしおととら(18)
斗和子に操られるまま、獣の槍破壊計画を実行したキリオ。その背後には巨大な敵の影が…紫暮に陰謀を見破られた斗和子、ついに正体を現す!そして、うしおと獣の槍の運命は!?
うしおととら(19)
人間に質問をする冷酷な妖・たゆらとなどかが送った招待状。ワナと知らず出かけて行った真由子を追い、“真由子”に変化したとら参上。二人の真由子が力を合わせて、大活躍!!
うしおととら(20)
四国から来た転校生・水乃緒。孤独な瞳のその少女は、妖を操り、“はぐれ外堂”抹殺の使命を持つ。とらの強力な妖気をまとううしおは、真っ先に目をつけられて戦いを挑まれるが!?
うしおととら(21)
西と東の妖の国の間で起こった争いごとに、加勢を頼まれたうしお。イズナ、雷信・かがり達との再会の喜びもつかの間、早速、東の長救出作戦を開始。敵の根城へもぐりこむ……!!
うしおととら(22)
「白面」を恐れるあまり、総攻撃を強行しようとする西の妖群の長・神野。奴らを止める方法は、賭試合に勝つこと。西の代表・鎌鼬三姉弟に対するのは、雷信・かがり、とらだ……!!
うしおととら(23)
獣の槍なしで白面の者を倒そうとする西の妖軍団を止めるため、あとを追ったうしお。だが、宿敵・白面を前にした時、うしおと槍は暴走を始めた。いま起こしたら日本は沈む……!!
うしおととら(24)
謎の組織集団「ハマー」機関に誘拐されたうしおと麻子。さらに、とらをも捕らえた冷酷な科学者達が、不気味な実験を開始。だが、その研究が思わぬ事態を引き起こす結果に……!?
うしおととら(25)
獣の槍を破壊するため、白面の分身に育てられた哀しい過去をもつキリオ。すべてをなくし流浪の生活を送るキリオは、ある日、再会した真由子とともに強大な妖と戦うことに……!!
うしおととら(26)
突如、うしおたちの前に現れた、三体のとらによく似た妖、字伏。さらにひょうが追い続けていた仇、黒いとら“紅煉”が出現。ヤツらはとらの仲間なのか?ひょうが告げる衝撃の事実とは!?
うしおととら(27)
それは何の前触れもなくやってきた。一陣の風が吹きぬけた後、うしおととらのことを覚えている者は誰もいなかった。混乱するうしお、怒るとら…そして麻子と真由子の身にも!?
うしおととら(28)
傷ついた麻子を救出したうしおととらは、強敵・紅煉を相手に孤軍奮闘。だが、悪しき白面の者の謀略は、ついに軍を動かし、今度はうしおの母・須磨子の身に刻一刻と危険が迫る……!!
うしおととら(29)
二度と戻れぬかもしれぬ予感を胸に沖縄の海へと旅立つ、うしおととら。岩柱へのミサイル攻撃を阻止し、母を救出できるか?そして、行手を阻む秋葉流は本当に裏切ったのか!?
うしおととら(30)
会いたかった母・須磨子との対面。だが、その幸せは一瞬にして打ち砕かれる…全てを滅ぼす大妖、白い悪魔が復活したのだ!!その時、あろうことか憎しみの心がうしおの中に!?