あらすじある会社社長が誘拐され身代金10億円を要求されるも、夫人はこれを拒否…。倒産寸前の会社に10億円もの大金があるはずもなく、工場地の売却のみが頼みの綱だったが銀行がこれには沈黙…。事件がマスコミによって大々的に報道される中、「代打屋トーゴー」は社長が加入していた誘拐保険の会社から調査を依頼される。世間を騒がす大注目事件の顛末とははたして…。
少年誌や青年誌でよくある「主人公は周りからは無能な奴だとまわりから思われているが、特定のことに関してはプロ中のプロ」設定の漫画 浦沢直樹「マスターキートン」、柳沢きみお「特命係長只野仁」、皆川亮二「D-LIVE!!」、新田たつお「静かなるドン」などは有名で面白いがそれと並ぶいやそれ以上に面白いと思っているのがこの殺人と営利誘拐以外は何でも引き受けるという裏稼業のプロ「代打屋トーゴー」 依頼内容も「時限爆弾の解除」や「太陽を西から昇らせる」など色々あるが基本1話完結(たまに前編・後編や過去に登場した人物がでる) 全25巻と長期連載で長いので面白い回とそうでもない回もあったりするが個人的には初期のハードボイルドを全面に出している方が好き。あと23巻の「ほほえみの育て方」は何回読んでもいい