あらすじ『チャイニーズ・エンゼル・カンパニー』が持ち込んだ儲け話(?)のお供として、南の島までやってきた「代打屋トーゴー」。今回の依頼は、第二次大戦末期に島に隠された宝石を見つけ出してほしいというもの。持ち主だった亡き少女の遺族の元へ届けるか、誰の手も届かない海の底へ沈めてほしいと言うのだが…。宝石を狙う依頼人の息子達(ヤクザ)より先に見つけ、願いを果たすことが出来るのか…? トーゴーにとっては疫病神な「姉妹」との南国宝探しツアー!
少年誌や青年誌でよくある「主人公は周りからは無能な奴だとまわりから思われているが、特定のことに関してはプロ中のプロ」設定の漫画 浦沢直樹「マスターキートン」、柳沢きみお「特命係長只野仁」、皆川亮二「D-LIVE!!」、新田たつお「静かなるドン」などは有名で面白いがそれと並ぶいやそれ以上に面白いと思っているのがこの殺人と営利誘拐以外は何でも引き受けるという裏稼業のプロ「代打屋トーゴー」 依頼内容も「時限爆弾の解除」や「太陽を西から昇らせる」など色々あるが基本1話完結(たまに前編・後編や過去に登場した人物がでる) 全25巻と長期連載で長いので面白い回とそうでもない回もあったりするが個人的には初期のハードボイルドを全面に出している方が好き。あと23巻の「ほほえみの育て方」は何回読んでもいい