あらすじ
風忍の独特の感性で描かれた、不条理に満ちた世界。それは読む者の感性にすべて委ねられている。空離巣中学校に、転校生が現れた。彼の名は大島光一。転校初日に担任になるはずだった先生が、屋上から飛び降り自殺を図る事件が起こり、学内は騒然となるが、彼をこの中学校に呼んだという先輩・白石静香が現れて……。表題作「ガバメントを持った少年」ほか「男は度胸」「HEART&STEEL」「花鳥風月」「宇宙に向かってとび出せない」「愛染転生」「絶滅者」「霊体人間」「超高速の香織」を収録。
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風忍の独特の感性で描かれた、不条理に満ちた世界。それは読む者の感性にすべて委ねられている。空離巣中学校に、転校生が現れた。彼の名は大島光一。転校初日に担任になるはずだった先生が、屋上から飛び降り自殺を図る事件が起こり、学内は騒然となるが、彼をこの中学校に呼んだという先輩・白石静香が現れて……。表題作「ガバメントを持った少年」ほか「男は度胸」「HEART&STEEL」「花鳥風月」「宇宙に向かってとび出せない」「愛染転生」「絶滅者」「霊体人間」「超高速の香織」を収録。
風忍の独特の感性で描かれた、不条理に満ちた世界。それは読む者の感性にすべて委ねられている。空離巣中学校に、転校生が現れた。彼の名は大島光一。転校初日に担任になるはずだった先生が、屋上から飛び降り自殺を図る事件が起こり、学内は騒然となるが、彼をこの中学校に呼んだという先輩・白石静香が現れて……。表題作「ガバメントを持った少年」ほか「男は度胸」「HEART&STEEL」「花鳥風月」「宇宙に向かってとび出せない」「愛染転生」「絶滅者」「霊体人間」「超高速の香織」を収録。
名作「地上最強の男 竜」を書いた作者の短編集。ガバメントを持った少年とバイオレンス&ピースを合わせた単行本がフランスが出版されたという話を聞いたので久しぶりに読んでみた。 シュールな展開とか独自のコマ割りとかいくらでもいう人はいると思うが、あらすじにもある通り読む側の感性に委ねられているとしか言えない。原作ありの「超高速の香織」以外は、なんて説明したらいいか全くわからないし読みなおすたびに「こんなマンガだったっけ」と毎回新しい気持ちで読んでしまう。 正しいかどうかはわからないが個人的に納得した内容としては、風忍はベジタリアンで独自の瞑想法で精神状態を高めていき、その精神世界を漫画で表現しているというエピソード 未収録の「緑のおばさんが恐い」とか「最後の暴走族」とか「ハルマゲドン”オウム計画”成功せり!」とかを単行本にしてほしい