「『必ず迎えに行く。それまで待ってろ』って颯太が言うたのじゃ」2年前に満月村を全壊させた大地震で鳥猫と別かれた土雲颯太(つちぐもそうた)。その颯太の手がかりを村跡に立ち寄った兄の繰太(くるた)が発見。 東都で待つ鳥猫に急いで知らせに行くが。異形の人々や魔法が入り混じった日常空間で展開する長編ファンタジーの第3話。1998年7月のYOKOHAMAコミックフェスタ10にて「乱痴気事虫所」より発行の自主出版誌を電子書籍化。第2回いっせい配信「創作同人2017年3月」参加作品。(全年齢向け:本文モノクロ:29p)※本作は砂虫 隼の個人誌作品の電子書籍版となります。【33ページ】