「風だけあれば ぶーんって飛べるの」鈴子の思いつきは後々には人間と侏儒の関わりを変えることになる。しかし、それは当時の施設の子どもたちに大きな変化を強いた。公平は雷太に鈴子、春華、公平たちが目の当たりにした事件を語る。 異形の人々や魔法が入り混じった日常空間で展開する長編ファンタジーの第16話。2008年4月のそうさく畑62にて「乱痴気事虫所」より発行の自主出版誌を電子書籍化。第13回いっせい配信「創作同人2020年7月」参加作品。(全年齢向け:本文モノクロ:22p)※本作は砂虫 隼の個人誌作品の電子書籍版となります。【26ページ】